留学プログラム

交換留学

▪︎交換留学応募の流れ

1.情報収集|遅くとも1 年前から準備!

協定校に自分が希望する大学があるか?専門の授業が受けられるか?など、シラバスの確認や、語学スコア(TOEFLやIELTS等)の取得などの準備を始めましょう。留学先大学についての情報は、インターネット等を活用し、基本的に自分で調べます。
(留学国の選び方)
選択の基準として、下記のようなことが挙げられます。
1.英語圏か非英語圏か
2.その国で何を学びたいか、どうしてその国なのか
3.留学費用(物価の高い国、低い国によってかかる費用が異なる)
4.安全性(外務省の海外安全ホームページから確認)

2.協定校の応募情報を確認する|不安や不明点は解消しよう!

渡航時期・留年・就活等のことも考慮した上で、応募情報の「学年暦」の確認をしましょう。

※応募情報は「北大生のための留学ガイド(WEB)」へ掲載されていますが、必ずご自身で最新の情報を協定校のホームページ等で確認して下さい。
※各大学の情報は、相手先大学の都合により変更になる場合があります。

3.語学要件・成績要件を確認する

語学試験を指定している協定校もあります。自己判断によるスコア互換は認められませんので注意してください。

【語学要件の注意事項】

各大学が要求するスコアを学内の申請期限までに取得していること、且つ協定校へ提出するときに有効である必要があります。

語学能力証明書(スコアレポート等)が申請期限に間に合わない場合であっても、インターネット上などでスコアが確認できる場合は、そちらをPDF化して提出し、公式の証明書が入手できる日にちをお知らせください。また、証明書入手後は速やかに提出してください。

「My Bestスコア」や「Home Edition」等については、本学での選考書類としては認められますが、各協定大学によって取扱いが異なる場合がありますので、各自申請希望先大学へ確認してください。

語学試験の受験が義務付けられていない大学を希望する場合は、授業を履修する言語が英語であれば語学能力証明書(TOEIC 730以上、またはTOEFL iBT 70以上、IELTS 5.5以上)を提出してください。英語以外であれば、本学でその語学の授業を担当している教員に語学能力を証明するレターを書いてもらってください(決まった様式はありません)。

4.交換留学説明会に参加|情報はアンテナを立てて!

交換留学説明会で申請手続きや申請スケジュール、奨学金の情報をお伝えしています。説明会の日程は、「留学情報メール」や「北大生のための留学ガイド(WEB)」にてお知らせをしています。

5.募集要項の確認・申請

交換留学募集説明会後、「北大生のための留学ガイド(WEB)」にて、募集要項と説明会の動画を公開します。内容を確認し、必要書類と共に申請してください。

6.学内選考・学内選考結果通知

選考は、まず協定大学の要件(語学スコア等)を満たしていることに加え、履修計画、志望動機・目的、大学の成績、指導教員の推薦書等の結果を総合して行います。なお、結果はメールで通知します。

7.北海道大学から協定大学への推薦登録

推薦の締め切りが早い学生から順番に推薦登録を行います。

8.学生による協定大学への申請手続き

「7」の推薦登録が完了次第個別に連絡します。連絡を受けたら速やかに申請書類を作成し、協定大学の指定する方法で期限までに申請手続きを完了してください。大学によって手続き方法や申請期限が異なりますので、各大学のHPやFact Sheetで確認しておいてください。申請手続き完了後、通常2~3ヶ月程度で入学の可否通知が届きます。

※大学によっては、学生本人からではなく、在籍大学を通して申請書類を提出する必要がある場合があります。

9.留学手続き

ビザ(査証)の申請

入学許可書が届いたら大使館等で留学のビザの申請手続きを行います。 一部の国を除いて必ず事前にビザの申請をする必要があります。 申請から発給までは時間がかかりますので、入学許可書が届いたらすぐに申請できるよう、 あらかじめ提出書類を準備してください。特に、7月・8月はビザの申請が増加し、大使館等が繁忙期に入り、 通常以上に時間がかかりますので注意してください。申請に必要な提出書類は各大使館等のHPに掲載されています。 また、渡航後に「滞在許可書」の取得が必要な国もあり、国によっては戸籍謄本等をあらかじめ現地語に翻訳する必要があります。 こちらも、各大使館等のHPに情報が掲載されていますので、渡航してから慌てないよう事前に準備しておいてください。 なお、申請の際に、海外留学保険の被保険者証が必要な場合は、早めに国際交流課派遣担当にご相談ください。

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航空券の手配

ビザ(査証)が取得できたら航空券を購入します。航空券は北大生協、旅行代理店、インターネット等で検索し、自分で手配してください。海外旅行の航空券は、申込みが早ければ早いほど安価に購入できますのでビザ取得前に手配することも可能です。しかし、航空券によっては予定の変更ができず、ビザの発給が遅れた場合など一旦キャンセルして買い直さなければならないなどリスクが伴うことを十分理解してください。また、LCC(格安航空会社)の航空券、および深夜に現地に到着する便の利用は避けてください。

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在留届

渡航期間が3ヶ月以上の学生は、旅券法で在留届(ORR-NET)の提出が義務付けられています。海外での事件、事故、思わぬ災害に巻き込まれた場合、日本国大使館や総領事館は「在留届」を元に緊急連絡先などを確認し援護します。
外務省 在留届

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滞在先の手配

滞在先の手配については、入学許可申請と同時に行う大学と別々に行う大学(入学許可書発行後に行う等)があります。また、寮の斡旋をしていない大学もあります。大学によって対応が異なりますので、先方大学の担当者によく確認してください。
学生寮以外に住む場合は、ご自身で住居の確保をする必要がありますが、地域によっては空きがないなどの理由でなかなか見つからない場合もあります。検索方法を紹介している海外協定校のHPもありますので、参考にしながら早めに探すことをおすすめします。

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保険の加入

万一の事故や盗難等に備えて原則海外留学保険「学研災付帯 海外留学保険(付帯海学)」への加入が必須です。付帯海学の保険料は、留学期間によって異なりますが、1年間の留学の場合、約10~12万円程度です。それらに加えて海外留学安全対策協議会(JCSOS)が提供する「危機管理保険(J-TAS)」に必ず加入していただきます。詳細は、担当者から連絡します。また、大学によっては、国の法律によりその国または大学の保険に加入することが義務づけられている場合があります。保険の詳細は、留学中の危機管理をご覧ください。

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予防接種

FORTH(厚生労働省検疫所)は、海外渡航者のための感染症情報を提供するほか、海外渡航に伴って必要となる予防接種の情報を提供しています。同HPには国別・地域別に検討すべき予防接種の種類の目安が掲載されており、どのようなスケジュールで接種を行うべきか計画を立てることが可能です。例えば、アジア、アフリカ、中南米に存在するA型肝炎は渡航前に最低2回(初回接種から2~4週間後が2回目)接種する必要がありますので早い段階から接種を始めなければなりません。札幌市では、市立札幌病院等で予防接種を実施していますが、種類によっては予約が必要な場合もありますので事前に確認してください。なお、検討すべき予防接種の種類については、留学先のみならず、第三国を経由して渡航する場合・帰国する場合には、経由地にも注意を払ってください。
FORTH(厚生労働省検疫所
市立札幌病院

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交換留学派遣前オリエンテーション

交換留学派遣学生は、このオリエンテーションに参加しなければ留学することが認められません。オリエンテーションでは、現地での心構えや出発前にやっておくべきこと、危機管理についてなど重要な事項を説明します。


北海道大学交換留学誓約書の提出

交換留学派遣学生は、留学前に「北海道大学交換留学誓約書」を提出し、その写しを留学先に持参しなければなりません。誓約書は13項目からなっており、誓約事項に違反した揚合には、交換留学生の資格を取り消され、交換留学が中止となり、奨学金の支給停止・返還等、北海道大学からの支援を打ち切られ、処罰の対象となる場合があります。交換留学派遣学生は大学の代表として留学することを自覚し、危険行動を慎み、単位取得、本学への報告・相談など、必要な義務を果たすよう努めてください。

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10.交換留学中の危機管理のために

「緊急時連絡先届(国内の連絡先を把握するため)」、「連絡先届(留学先での連絡先を把握するため)」を提出します。また、留学先国から移動する場合(旅行・一時帰国等)は、スケジュールを北大の指導教員・国際交流課・所属学部等の教務担当等・緊急時連絡先等に事前に届け出て、許可を得てください。