留学準備

留学中の危機管理

北海道大学の留学プログラムの派遣基準

交換留学、短期留学プログラムの派遣地域は、外務省「海外安全ホームページ」において、危険レベル1(十分注意してください)までの国・地域です。派遣する国・地域が危険レベル2(不要不急の渡航は止めてください)以上の場合は、派遣中止を判断しています。また、危険レベル1の国・地域への交換留学を希望する場合は、下記の条件をすべて満たすことが条件となります。交換留学で渡航を希望する場合は、事前に必ず国際交流課に相談してください。

① 途上国での経験を有すること
② 十分なコミュニケーション能力があること(TOEIC730点以上推奨)
③ 留学中に研究室の十分なサポート体制があること

▪︎危険レベル

海外旅行傷害保険

北海道大学を介した留学(大学間・部局間交流協定による交換留学、短期プログラム 、部局等の留学プログラム等)で海外渡航する場合は、万一の事故や盗難等に備えて、 原則、海外留学保険「学研災付帯 海外留学保険(付帯海学)」及び「危機管理保険(J-TAS)」 へ加入していただきます。しかしながら、国の法律によりその国または大学の保険に加入することが義務づけられている場合もありますので、 必ず確認して下さい。留学先大学指定の保険加入が必要な場合は、加入手続前に所属部局事務を通じて相談してください。

学研災付帯 海外留学保険(付帯海学)

留学前に補償内容と保険請求手順をあわせて確認しておきましょう。
付帯海学への申し込みについては、保険会社及び大学事務担当者による登録手続き後、メールにて、申し込みの案内が届きますので、届き次第、申し込み手続き及び保険料金の支払いを留学予定者ご自身で行ってください。

※本学を介さない個人手配の留学(私費留学)や研究・学会発表(出席)を目的とする渡航は付帯海学の加入対象外となります。その場合、保険会社各社が海外留学保険を提供していますが、北大生協による海外留学保険もあります。詳細は北大生協へご確認ください。
※付帯海学加入には、事前に「学生教育研究災害傷害保険(略称:学研災)」への加入が必要です。

学生支援課保険担当 学研災窓口

1.札幌キャンパス福利厚生会館内2階/北大生協北部トラベルセンター内・共済カウンター
2.札幌キャンパスクラーク会館内2階/北大生協共済・組合員センター
3.函館キャンパス厚生会館内2階/北大生協購買カウンター

学研災とは?
学生が北海道大学の正課中・行事中または通学中や構内にいる間等、事故に遭遇した場合又は他の者に損害を与えた場合に、損害等を補償する保険です。

危機管理保険「J-TAS」

海外留学安全対策協議会(JCSOS)が提供する危機管理保険です。留学期間中、世界のどこからでも、24時間365日、フリーダイヤルやLINE通話で相談(日本語・英語対応)を行い、必要なサポートやアドバイスを受けることができます。J-TASも本学の担当者が取りまとめて申し込むため、個人で申込する必要はありません。

海外危機管理サポートデスク:病気、ケガ、盗難等トラブル相談窓口
海外健康電話相談サービス:医療従事者による医療相談(メンタルケア含む)

J-TAS加入者には、渡航前に「J-TASカード」と「利用案内書」をお渡ししています。留学中は常に携行するようにしてください。

▪︎留学前オリエンテーション

国際交流課所掌の留学プログラムのオリエンテーションでは、危機管理についてまとめた冊子を渡し、危機管理について伝えています。

▪︎セーフティ・ガイド 海外留学での安全(冊子)

危機管理についてまとめた冊子です。出発前に必ず確認しましょう。
セーフティ・ガイド

▪︎海外留学の危機管理講座~リスクを知って自分の身を守ろう~(動画)

留学中だけではなく、海外渡航時の危機管理に関して学べる内容となっています。
ぜひご活用ください。(※学内限定公開)
動画リンク

留学前・留学中の連絡

▪︎渡航中の緊急連絡先

海外で事件・事故・トラブルが発生した際に備えて、国際交流課職員が携帯電話を持ち回り、留学中の学生とその家族からの連絡を24時間受け付けています。
電話番号は、留学前の危機管理オリエンテーションでお伝えしています。

▪︎学部等への届け出

留学等により海外渡航する際には、渡航目的により必要書類の提出を求められることもあります。所属学部等に確認し、必要な手続きを行ってください。

▪︎保護者・家族との連携

留学に際し、ある程度本人が下調べをし、計画をたてる事は大切ですが、保護者・家族の方々もどの様な留学計画なのかきちんと把握をしておくことが大切です。下記の留意事項を参考に、出発前にコミュニケーションを取っておきましょう!
〇どの国の何大学に、どれくらいの期間留学するのか、日程等を把握する
〇連絡方法の確認と連絡先を共有する(滞在先の住所や電話番号や国際交流課の連絡先を把握)
〇現地の情勢・感染症状況等は渡航前、渡航中もお互いに情報共有をする
〇定期的に本人と連絡を取合う様にし、異変等を感じた時は大学へ連絡・相談する
〇海外保険の補償内容を本人と一緒に把握し、契約書・規約はコピーを取り日本宅でも保管をする

▪︎緊急連絡カード

緊急時にあなた自身が警察や消防に慌てず連絡できるようにしたり、あなたを救助する人があなたの引率教員や留学先の大学等に連絡したりできるようにしておくためのカードです。
留学中に緊急事態が起こっても慌てず速やかに対処できるよう、記入を済ませたものを財布・カード入れなどに入れて常時携帯してください。
印刷済みのカードは国際交流課(学生交流ステーション109室)、留学前オリエンテーションでも配付しています。
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