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留学情報
留学体験談
交換留学(スウェーデン王立工科大学)
スウェーデン王立工科大学_入江 仰さん
- プログラム種別
- 交換留学
- 留学年
- 2024年
- 言語
- 英語
- 地域名
- 欧州
- 行先国名
- スウェーデン
- 大学名
- スウェーデン王立工科大学
- 部局名
- 経済学部
- 課程
- 学士
- 新渡戸カレッジ
- 該当
スウェーデン王立工科大学(スウェーデン)2024年8月~2025年1月
1.渡航前の手続きについて
①ビザ(VISA)又は滞在許可書
2ヶ月程度かかりました。資産証明書の発行や大学にも協力していただいた奨学金の証明書の発行が少し大変でした。実家から離れて暮らしている人は必要書類や登録印を取り寄せる時間も考慮する必要があります。申請自体は全てオンラインで行われ手続きがまとめて見られるので分かりやすかったです。また居住許可証が手元に無くても入国は出来たので保証はできませんが、出発日に書類が手元に無くても焦る必要はないと思います。
②航空券について
Arlanda空港が近場で最も大きな空港です。飛行機はSkyscannerを用いるといいです。また空港からストックホルム市内へはMarsitaまでバスで行ってから電車を使うと1000円以上節約できます。
2.到着直後の手続きについて
①大学関係
ウェルカムイベントも多く困った事があればメールと窓口ですぐ対応してもらえるので衣食住だけ最初確保できれば問題はないと思います。
②滞在許可書関係
VISAは必要なく滞在許可証のみの申請でした。出国2ヶ月前に申請しました。
③その他
到着した後に移民局に登録に行きました。オンラインで予約でき機械で顔写真の撮影を五分ほどで済ませるだけでした。
3.留学生活について
①大学関係
建物は全て綺麗で学習スペースが多くありました。学部ごとにバーがあり週末は賑わっていました。
サウナ付きの体育館やジムなどとにかく設備が充実していました。いろんな学生と話してみると皆、目的意識や自分いあった働き方、学び方をしていてすごいなと思いました。
②大学の所在する街(町)の様子
治安は郊外に出ずにストックホルム都市部にいれば日本と同じくらいいいです。カフェで荷物を置いたままトイレに行けます。郊外に行くと移民の方が増えたまに大麻の匂いがしたり、銃撃事件があったります。
買い物もカード文化で大変やりやすいですが物価は高いです。
気候は冬が寒くて暗いです。北海道に慣れている方なら大丈夫だと思います。気候がひどい年によっては慶應の交換留学生の半分以上が病んで年を越す前に帰ってしまったこともあったようです。
③授業について(そのⅠ)
特にサポートを受けた事はありませんでしたが、困った事があればすぐ相談出来る環境だったため不安はありませんでした。課題やテスト集積率で評価されるのは日本と変わりませんでした。Moodleのようなシステム上で全て確認できた為わかりやすかったです。
④授業について(そのⅡ)
(最も興味深かった授業)
最も興味深かった授業はSwedish A1 for engineer です。言語だけに限らず言語を通してスウェーデンの文化を学べたことや、学んだ内容をすぐ日常生活で生かす事ができたのでモチベーションを保ちながら授業に参加できました。また先生が個性的で授業そのものもとても面白かったです。
(最も困難だった授業)
Industrial Management のマネジメント分野の勉強がたいへんでした。内容よりも言語の壁が大きく学習内容を計算や数字ではなく文章で説明することが自分にとってとても大変でした。
⑤大学が提供するサービスについて
学生団体によって催されるウェルカムイベントの量と幅がものすごく多かったです。スポーツ、観光、クラブ、バーなど。
4.住居と食事について
① 住居
寮で1ヶ月88,000kr日本円で12〜13万円キャンパス内なので徒歩五分程度で教室に着きます。
一人用の部屋で値段相応にセキュリティ、清潔さ、設備などが整っていました。
② 食事
朝食は食べないか、寮の一階のカフェで割引された余り物を買っていました。昼食、夕食は自炊か外食でした。
③インターネット環境
パソコンを一つ持って行きました。寮には備え付けのWIFIがあり強さも問題ありませんでした。大学内はeduromが飛んでいて通信環境で不便することはありませんでした。
④住居に関するアドバイス
家賃がとても高いため」あまりおすすめはできないです。しかしお金に余裕があるなら清潔感があり設備が整っていること、広さがあるため友達を呼んで頻繁にパーティーができること、キャンパス内なので立地がとてもよく行動しやすいことが大きなメリットです。
5.所要経費について
①1年間(または1学期間)の所要経費について
航空券往復 25万円
保険料 8万円
教科書代 2万円
住居費 13万円/月
食費・娯楽費 8万円/月
6.留学生活全般について
私は留学を経験し、異なる環境に飛び込む際に大切なことをいくつか学びました。そのうちの一つが 「変化に寛容であること」 です。異なる文化や環境に適応する中で、文化の違いや予期せぬトラブルにより、大きなストレスを感じることがあります。そんな時こそ、変化を楽しむ心を持ち、「慌てても仕方がない」と腹を括ることが大切だと実感しました。
例えば、私の知人の一人は留学中、グループディスカッションで取り残されること、日本からの荷物が届かないこと、電車の遅延など、自分ではどうしようもないことで悩んでいました。一方で、別の友人はホストファミリーとのトラブルや雪山での遭難といったハプニングを、後から笑い話にしていました。もちろん、その場では最善の行動を考える必要がありますが、それでも常に「楽しむ余裕」を持つことが、留学に限らず、環境の変化によるストレスに対処する大きな力になるのではないかと思います。
もう一つ私が学んだのは 「人に頼ること」 です。これは特に治安の良いスウェーデンのような国だからこそ言えることかもしれませんが、私は自分の勘違いで約二週間、寮に入れなくなったことがありました。さらに、電子決済が主流のスウェーデンで、ちょうどクレジットカードの限度額がほとんどない時期と重なり、困難な状況に陥りました。
しかし、「泊まる場所がない」「電車の乗り方がわからない」「生活必需品をどう調達するか」といった問題は、周囲の人に助けを求めることで、すべて解決できました。この経験から、「財布・パスポート・携帯があれば、たいていのことは何とかなる」という成功体験を得ることができました。
これらを振り返ると、留学には 新しいことを楽しむ好奇心や目標意識だけでなく、「自分でできることを考え、どうにもならないときは諦めるか、人に頼る」という、ある意味楽観的なマインドセットが重要 であると感じました