留学情報

留学体験談

交換留学(国立台湾大学)

国立台湾大学_Iさん

プログラム種別
交換留学
留学年
2023年
言語
中国語
地域名
アジア
行先国名
台湾
大学名
国立台湾大学
部局名
文学部
課程
学士
新渡戸カレッジ
非該当

国立台湾大学(台湾)2023年9月~2024年6月

【所要経費】

往復航空運賃は合計約10万円(預入荷物込み)。海外保険は学校推奨の東京海上日動のもので、10カ月で約9万円。教科書代1年間約1万円。住居費1カ月約4万円。交通費1カ月約4000円。食費1カ月約5万円。

1.渡航前の手続きについて

ビザの種類:居留ビザ

申請先:台北駐日経済文化代表処札幌分処

日数:約2週間

経費:約1万円

指定の病院で健康診断を受け、札幌分処でビザの手続きを行った。ビザ申請のために事前予約が必要だった。健康診断やビザ申請は時間がかかることもあるので、早めに行った方がよいと思った。

2.到着直後の手続きについて

①大学関係

学期開始の1週間ほど前から、キャンパスツアーやオリエンテーション、レジストレーションがあった。オリエンテーションは中国語版はなく、すべて英語での説明だった。授業登録は、渡航前からオンラインで開始していた。授業は抽選で外れることが多く、授業開始後も履修取り消しができるので、1回目の抽選時になるべく多く登録しておくべきである。寮の入居開始は、オリエンテーションの日にちよりも後だったので、それまでホテルに滞在しなければならなかった。寮の入居日は入居者が多く、手続きに時間がかかった。

②滞在許可書関係

入国後2週間以内に居留ビザを居留証(ARC)に切り替える必要があったので、内政部移民局で手続きをした。手続きは、カウンターではなく、移民局にあるパソコンで行った。オンラインで申請可能なので、移民局に行かなくても可能かもしれない。その後、書類の不備や、証明写真に問題があると、オンライン上で指摘されるので、その際は再提出しなければならない。承認されると、メールが届くので、移民局にカードを取りに行く。

3.留学生活について

①大学関係

キャンパス内は伝統的な建物が多く、面積が広くて自然がたくさんあり、雰囲気は北大に似ている。交換留学生も多いが、正規生の留学生も多く、国際色豊かである。現地の学生がとる授業でも、英語の授業が北大より多いと感じた。

②大学の所在する街(町)の様子

大学の近くは、飲食店や衣料品店が多く、夜も人通りがあって治安は良い。交通面は、バイクやスクーターが多く、歩行者優先をしない車両も多いので、注意が必要である。10月頃まで、北海道の真夏のような気候だった。12月でも30℃近い日もあった。暑いうえに、湿度がとても高いので、慣れるまで外にいるのが大変だった。1月・2月は、気温は20℃前後だが、風が強く、雨が降るので寒く感じた。台湾では、ほとんどの建物には暖房が設置されておらず、部屋の中が寒いので、コートを着て過ごしていた。

③授業についてⅠ(内容・課題・成績評価について、特別なサポート / 特に苦労したこと / 困ったこと等)

中国語を学ぶ授業は、中国語で授業が行われた。教師により異なるが、ディベートや発表を行うことも多かった。課題はそれほど多くはなく、2単位(週6時間)の授業で、週に3・4時間ほど課題に取り組んだ。
現地学生がとっている授業(中国語開講)は、台湾の歴史に関する授業と、日本文学の授業を履修した。どちらも教師が解説する授業形式で、中間レポート、平常点、期末テストなどによって成績評価がなされた。

④授業についてⅡ(最も興味深かった授業 / 最も困難だった授業)

興味深い:日本統治時代の台湾歴史の授業(中国語開講)が最も興味深かった。日本統治時代の台湾のことは、日本と深い関わりがあるが、日本でほとんど勉強したことがなかった。この授業では、台湾の発展に関わった日本人が紹介されたり、日本が台湾に与えた影響について学んだ。日本に関わることを、外国で学ぶことで、日本人とは違った視点から物事を見ることができ、新たな発見があった。北大を卒業し、台湾発展に貢献した人物も紹介された。

困難:台湾の自然環境に関する授業(英語開講)が最も困難だった。その理由は、私が英語を苦手としていることと、グループで期末発表をしなければならなかったことである。この授業は、留学生向けの授業で、欧米や東南アジアの学生が多かった。アメリカ・ポーランド・ベトナム・日本の学生とグループワークに取り組み、マングローブについての発表をした。英語で講義を聞いたり、発表したりするのは自分にとっては難しかった。

4.住居と食事について

①住居

学校と提携している寮に住んでいた。寮費は1カ月4万円ほどであった。1人部屋で、トイレ・シャワーは部屋の中についていた。寮から学校までは徒歩15分ほどで、歩いて通っていた。レンタル自転車が寮や大学の近くにあり、30分無料で乗ることができるので、自転車を利用している人も多かった。

②食事

外食が安く、寮にはキッチンがなかったので、3食とも外食をしていた。ビュッフェ形式のおかずを売っているお店が多く、安くて栄養が取れるのでおすすめです。昼は学食を利用することも多かった。寮の隣に大きなセブンイレブンがあり、店内飲食も可能なので、とても便利だった。

③インターネット環境

ノートパソコンを持参した。寮の1階ロビーでは、wifiを使用することができたが、部屋では有線接続しなければインターネットを使えなかった。毎学期、インターネット使用料を学校に支払った。インターネットのスピードは問題なかった。携帯電話のプランについては、毎月約2500円でギガ使い放題のSIMカードを現地で契約した。電話を掛けられないプランで契約してしまったので、必要な場合は注意すべきである。

④住居に関するアドバイス

私が住んでいた寮(水源寮)をおすすめしたいです。交換留学生で、4人部屋の寮に住んでいる人も多かったが、トラブルやストレスがあるという話をよく聞いた。1人部屋は自分のペースで生活できるし、水源寮は学校から近かったので、毎日朝8時から始まる中国語の授業に出席しやすかった。1人部屋でも、寮のロビーで留学生同士の交流があるので、自分から行動すれば友達作りに関して問題ないと思う。

6.留学生活全般について

この留学での大きな収穫は、人との出会いだと思う。日本人、外国人問わず、台湾に留学しなければ出会うはずのなかった人たちと交流し、多くのことを学んだ。欧州人と話していて、日本と欧州の習慣・文化の違いや考え方の違いを肌で感じた。台湾人と話しているときは、彼らの政治や海外への関心の高さに触れた。同じような年齢でも、置かれている環境や経験の違いによって、考えていることがこんなにも違うのかと感じた。自分の当たり前が他人の当たり前ではないことを実感したし、相手のことを気遣ったり思いやったりするコミュニケーションが必要だということを深く感じた。台湾と日本の街の雰囲気や人々の行動様式に大きな差はないが、時折文化の違いを感じることがあった。一番驚いた文化の違いは、台湾の友達と約束してご飯を食べに行くときに、その友達が、私が面識のない自分の友達を連れて来るということである。これは、一人に限ったことではないので、台湾ではよくあることなのだと思う。このような文化の違いに触れた時、私はそのような新しい文化をおもしろいと感じたし、受け入れるようにしていた。生活の面で最も困ったことは、「虫」と「気候」である。わたしは北海道以外に住むのが初めてだったので、台湾に行くまでゴキブリを見たこともなかったし、暑くて湿った気候にも慣れていなかった。最初は虫に怯えていたし、暑さに疲れ果てていたが、4,5か月経つと慣れてきて、台湾の環境が自分の当たり前になった。留学に行く前は新たな環境に飛び込むことにとても不安を感じていたが、その環境にいると自然と慣れるし、自分の世界が広がるので、新しいことに挑戦することは重要だと感じた。

アドバイス:私は台湾大学に1年(2学期)留学をしました。留学期間が半年(1学期)だった友達は半年では慣れたころに留学が終わってしまうし、物足りなかったと言っていたので、1年の留学がおすすめです。2学期間の留学だと、1学期目にやりたかったができなかったことに挑戦できたり、現地の生活をより楽しめるので、満足感がありました。また、サークルに入るのがおすすめです。私の台湾人の友達の大部分は、サークルで知り合った人たちでした。私は、サークル外で台湾人と知り合うのは難しいと感じました。現地の学生と交流したい場合は、サークルに入るべきだと思います。

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