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留学情報
留学体験談
交換留学(漢陽大学校)
漢陽大学校_Hさん
- プログラム種別
- 交換留学
- 留学年
- 2022年
- 言語
- 韓国語
- 地域名
- アジア
- 行先国名
- 韓国
- 大学名
- 漢陽大学校
- 部局名
- 法学部
- 課程
- 学士
- 新渡戸カレッジ
- 非該当
漢陽大学(韓国)2022年9月~2023年6月
【所要経費】航空券6万円、保険10万円、教科書代1万5千円、家賃5万円/月、食費・交通費・娯楽費5~6万円/月
1.渡航前の手続きについて
・ビザ(VISA)又は滞在許可書
在札幌韓国領事館に申請しました。交換留学の場合ビザの種類はD-2になります。申請の際だけ領事館の訪問が必要ですが、受け取りはインターネット上で可能です。申請から1週間ほどで発行されました。
2.到着直後の手続きについて
①大学関係
オリエンテーションは資料のみ、授業登録は入国前にインターネット上で済ませました。到着直後にしなければならない大学関係の手続きは特になかったと思います。漢陽大学の場合、6月中旬に入学許可が下りてから順次手続きや案内事項についてのメールが4回に分けて届きます。その都度メールの内容を熟読し、指示された手続き(受講申請が一番大切です)をしっかり行えば問題ないです。ただ、交換留学生の大部分が韓国語を話すことができないため、案内は全て英語のみになります。私は韓国語で授業を受ける予定だったので英語はあまりできず、その点は多少苦労しました。
②滞在許可書関係
外国人登録証を申請しました。90日以上滞在する外国人は必ず申請しなければならないので1セメスターの人も申請することになると思います。私は大学の団体申請を利用しました。個人申請の場合3万ウォンですが何度か出入国に直接出向く必要があり手間がかかります。団体申請の場合は1万ウォン高くなり4万ウォンかかりますが、申請はインターネット、指紋登録や受取は学校で済ませることができます。団体申請は楽ですが、個人申請よりも受け取りに時間がかかります。韓国で生活する上で外国人登録証がないとかなり不便なので早く受け取りたい場合個人申請をお勧めします。
3.留学生活について
①大学関係
留学生誘致に積極的で、学部生から語学堂生まで多くの外国人学生が通っています。留学生と韓国人の交流団体もいくつかあり、外国人が通いやすい環境が整っていると思います。特に政治外交学科の学生は元々海外に関心がある場合が多いせいか、留学生によく話しかけてくれます。韓国語(または英語)能力とコミュニケーション能力があれば外国人、韓国人問わずいろいろな人と仲良くなることができると思います。売店やフードコートなどの施設も充実していますが、唯一の欠点(?)は坂があまりにも多いところです。政治外交学科が入っている社会科学大学は88段の階段の上にあります。人文科学大学はさらに高いところにあります。息を切らして教室に入ってくる学生も多かったです。元々漢陽大は坂がとても多いというのは聞いていましたが想像以上に大変でした。体力に自信のない人は他の大学を選ぶ方が無難かもしれません。
②大学の所在する街(町)の様子
大学の一駅先に往十里(왕십리)という地下鉄2号線、5号線、京義・中央線、水仁·盆唐線が通る大きな駅があります。漢陽大生は漢陽大駅か往十里駅のどちらかを利用します。往十里駅は複合型商業施設になっており、スーパーやダイソー、書店など生活に必要なお店は大体揃っています。飲み屋も多いですが、利用している層が主に大学生なので夜でもそこまで治安は悪くないです。ただ、これは往十里に限らずどこの大学の学生街も同じなのですが、宗教勧誘には頻繁に遭遇します。「授業の課題でアンケートを取っていて…」などと嘘をついて話しかけてくる場合もあります。健全な団体もありますが、危険な団体も交じっているので道で声をかけられたら韓国語が分からないふりをして逃げるのが良いと思います。
③大学が提供するサービスについて
大学公認国際交流団体HOWが、DMZ訪問や国会見学、野球観戦など様々な行事を企画しています。カカオトークのグループに参加しておけば随時イベントのお知らせが届きます。HOWは運営している韓国人学生はもちろん参加学生も英語が話せる場合が多いので、語学堂生や交換留学生も気軽に参加しやすいです。社会科学大学にもSAY・Uという国際交流団体があります。SAY・Uは運営も主に外国人学生が行っています。こちらもロッテワールド訪問など独自の企画を行っています。交換留学生はSAY・Uのメンバーになることはできませんがイベントのお知らせは全てメールに届くのでグーグルフォームから申請すれば参加できます。また、一応外国人向けの心理相談が用意されているのですが正規留学生が対象のようで交換留学生はポータルから申請できませんでした。直接問い合わせれば対応してくれるかもしれません。
4.住居と食事について
①住居
コシウォンという日本では見かけないタイプの住居に住んでいました。個室はベッド・机・シャワー・トイレという最低限の設備のみ、キッチンや洗濯機は共用スペースにあります。部屋の広さはシャワーまで合わせて4畳程度と非常に狭いです。家賃は1か月5万円程度でした。電気代や管理費など全て含めた価格なのでソウルにしては安いと思います。大学のすぐ横に位置していたため、通学時間は徒歩で15分ほどでした。
②食事
最初は自炊をしていましたが、時間がかかる割に物価高の影響であまり節約にならないので後半はほとんど外食をしていました。大学の食堂は一食3600~3900ウォンと格安ですがそこまで美味しくないです。
③インターネット環境
コンピュータを日本から持参し、現地でipadを購入しました。Wi-Fiは初めから住居に設置されており、料金も住居代に含まれていました。ただ電波は非常に弱く、頻繁に接続が切れました。大学もWi-Fi環境が整っているため特に不便ではありませんでした。
④住居に関するアドバイス
交換留学開始の半年前に渡航し韓国語研修を受けたのですが、その間住んでいた寮での共同生活が想像以上に辛かったため、交換留学期間中はどうしても一人で暮らしたく、コシウォンに住むことにしました。誰とでも馴染めてルームメイトがどんな行動をしても気にならないという人は寮に住んでも良いと思いますが、そうではない人は多少費用がかさんでも一人で暮らした方が楽だと思います。特に韓国の場合交換留学生はバイトをすることができるので、バイトで住居の差額を埋めることもできると思います。交換留学の間住んでいたコシウォンはかなりの狭さでしたが、それでも一人のスペースを確保することができたため寮よりは良かったです。
5.留学生活全般について
韓国政治、日韓関係を学ぶ学生として、現地でとても多くのことを学ぶことができました。講義はもちろん、学生たちとの討論やフィールドワークの中で現地でしか学べない気づきが多々得られました。特に関心が強かった独裁と民主化運動、植民地支配に関しては博物館や刑務所跡、墓地など様々な施設に直接足を運びました。当然全てを理解できたわけではないですが、残酷さや痛みを現地で感じ、より深くこれらの問題について考えるようになりました。
また、留学生活を乗り越えたことで人間としても成長できたと思います。韓国での生活は非常に便利で困ることはほとんどなかったものの、慣れない環境で暮らすということ自体がストレスだったようで心も体も壊してしまいました。心療内科に通ったことも、体調を崩し入院したこともありました。しかしそのような困難を克服することで精神的に強くなれたように思います。大変なこともたくさんありましたが留学を経験して本当に良かったと思っています。