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留学情報
留学体験談
交換留学(スウェーデン王立工科大学)
スウェーデン王立工科大学_Hさん
- プログラム種別
- 交換留学
- 留学年
- 2021年
- 言語
- 英語
- 地域名
- 欧州
- 行先国名
- スウェーデン
- 大学名
- スウェーデン王立工科大学
- 部局名
- 経済学部
- 課程
- 学士
- 新渡戸カレッジ
- 非該当
スウェーデン王立工科大学(スウェーデン) 2021年8月~2022年1月
【所要経費】航空券30万円、保険料4万円、教科書代2万円、住居費6万円/月、食費5万円/月、定期券1万円/月
1.渡航前の手続きについて
・ビザ(VISA)又は滞在許可書
居住許可の申請を8月の頭にして2週間後に許可が下りる。通常は1か月から3カ月かかると聞いていたため申請が遅れたことが不安であった。スウェーデンの移民局に直接問い合わせて早い許可が欲しいと連絡した。もっと余裕をもって申請すればよかったと思った。
2.到着直後の手続きについて
①大学関係
KTHの学生団体が主体となってオリエンテーションを開催してくれた。学内の案内やイベントなどを最初の一か月間毎日開催してくれたため友達も多く作ることができた。また、授業の登録は留学生担当の教授がついてくれるため相談しながら選択することができた。寮に関してはKTHとは違う団体が管理していたためコミュニケーションをとることにやりにくさを覚えたが部屋の広さや立地場所には満足した。人によっては2回から3回引っ越しをしている友達もいた。コミュニケーションの取りにくさがあるとはいっても大学側も対応してくれるのでそれほど問題にはならなかった。
②滞在許可書関係
日本でスウェーデン移民局に居住許可を申請し、郵送でスウェーデン大使館から日本の住所に書類が届く。それをもって現地の移民局に行って居住許可カードを貰いに行く。申請してから居住許可が下りるまで1か月から3カ月かかるらしいが私は渡航予定の2週間前に申請することになり何度も移民局にメールでお願いをして2週間で届けてもらった。
③その他
日本人のパスポートはやはり強いのだと感じた。入国のときもほかの人がかなり時間がかかっていたが私は簡単なチェックで入国することができた。入国後に移民局に訪れなければならないがすぐに居住許可カードを発行してくれないため現地に着いたらすぐに行くことをお勧めする。1週間から2週間ほどでカードが出来上がり郵送または後日に取りに行かなければならない。
3.留学生活について
①大学関係
KTHはストックホルムの中心地にあり北欧らしい建物に囲まれた場所にあるため毎日が新鮮に感じた。キャンパスも北海道大学ほどではないが十分に広く様々な文化を持つ人たちがいるため多様性を受け入れることもできる。ストックホルムの主要な観光地も電車ですぐのところにあるため毎日のように友達と散歩や観光に出かけることができた。
②大学の所在する街(町)の様子
治安に関しては非常に良い。深夜でも1人で歩けるほどである。また、気温に関しても札幌と非常に似ており夏は暖かく冬はほどほどに寒いという感じである。ただ、物価は高いためレストランなどで外食すると高くなるがスーパーで食材を買って自炊をすればかなり出費を抑えられると思う。スーパーはCOOP、ICA、HEMKOPが主要であり街の至る所に存在する。
③大学が提供するサービスについて
まず初めに医療サービスは充実していた。コロナ禍に行ったということもあり心配もあったが体調不良の時にすぐにつながるプラットフォームも確立されており、コロナの検査もすぐに行ってくれる体制が整っていた。また、課外活動についても部活動の勧誘活動も多くやっておりオリエンテーションやパーティーなどのイベントも豊富にあった。
4.住居と食事について
①住居
大学が指定する寮に滞在することになり寮費も様々。こちら側から住む場所を指定することはできないが全員がちゃんとした寮に住むことができる。私が住んでいたのは大学から電車で50分ほどの1人部屋で1か月4900SEKであった。学期の途中から学校から徒歩5分の場所に引っ越すこととなったが、寮費は変わらないままであった。人によってはシェアキッチンの寮やシェアハウスに割り当てられた人もいる。電車で通うことになると定期券の購入は必須になる。
②食事
スウェーデンでの外食は高くなるので夜ご飯は自炊することが多かった。しかし、お昼は学校の食堂で友達と食べることが多く1食70SEKであった。スーパーは街の至る所に存在しているため買い物に困ることはなかった。人によってはサンドイッチなどを持参して食堂で食べる人も多くいた。
③インターネット環境
WIFIルーターを大学が無料で貸し出してくれるため自分の住居に持っていき設置すれば問題なくインターネットを使うことができた。構内はすべてインターネットが通っているため何の心配もいらない。自分のパソコンも問題なくインターネットに接続することができた。
④住居に関するアドバイス
是非お勧めしたい。私が最初に住んでいたBjorksatraにある住居はつぶれてしまったが、大学から指定される住居はどれも良く、友達も多くできるのでお勧めしたい。もちろん自分で探せばもっと安く住むかもしれないが何かトラブルがあった時にすぐに大学と連絡を取り合うことができるのでそういった意味でも私の住んでいた寮をお勧めしたい。
5.留学生活全般について
1番の学びになったことは多様性であると私は考える。私が留学したスウェーデン王立工科大学は学生の44%がスウェーデン以外の国から学位を取得しに来ている大学である。そのため様々なバックグラウンドを持つ人たちが大学に学びに来ている。その中で勉強をすることで大きな刺激を受けることができ、逆にアジア人である私がどれほど周囲に影響を与えることができるのかを感じることができた。たとえグループワークで自分の意見をうまく伝えることができなくてもいやな顔をする人はほとんどいなくしっかりと受け止めようとしてくれる。その期待に応えようとさらに自分の意見や考えを磨き上げうまく伝わるように工夫をする。その繰り返しで大きく成長することができたと思う。どのような困難にあったとしても乗り越えたときに成長できたと胸を張ってこたえることができる。それほどまでにわかりやすい成長をすることができるのも留学の強みではないだろうか。コロナ禍真っ只中での留学であり多くの不安を抱えていた。コロナにかかったらどうしよう、アジア人差別にあったらどうしよう。しかし、そのようなことは留学に行ってからは微塵も感じることはなくそれ以上にはるかに楽しい留学生活が待っていた。つらいことや大変なことも多くあるが何事もポジティブに考えて乗り越えていくことが留学において重要なことであると私は学んだ。