留学情報

留学体験談

短期語学研修(リーズ大学)

Cさん

プログラム種別
短期語学研修
留学年
2019年
言語
英語
地域名
欧州
行先国名
英国
大学名
リーズ大学
部局名
文学部
課程
学士
新渡戸カレッジ
非該当

授業について

私が受講したプログラムは5週間だった。もともと開催されていたコースに途中参加する形で授業を受けた。クラスは午前のGEと午後のGE+という二種類のクラスに分かれていた。GEのクラスはレベル別に分かれており、2週間ごと(unitごと)にクラス替えが行われた。

GE

GEでは、はじめの8/12~8/23(unit3)は、二人一組になって架空のフェスティバルを企画し、ポスターを描いてプレゼンしたり、ウェブ作成サイトを利用してホームページを作ったりした。次の8/26~9/6(unit4)では、地球全体の課題についてディスカッションを行ったり、自分の意見を書いたりした。 9/9~9/13のMusic video projectでは洋楽に合わせてミュージックビデオを撮影・編修したが、最終週の課題は成績に含まれなかった。

GE+

GE+では、週に一回、火曜日に「Local Trip」というタイトルで近郊の街に出かけた。成績をつけられたり、重めの課題が出たりしたのはGEのみだった。GE+の授業はそれほど負担ではなく、成績も出なかった。

授業の難易度について、文法はそれほど難しいことはなかったが、とにかく喋る時間が多く、課題内容もハードだった。英語を使うことの苦労より、WEBサイト作成や動画編集など、課題制作に必要な技術面で苦労することが多かった。

クラスは日本人がほとんどで、数名サウジアラビア人がいた。しかし、私がいたクラスの場合、授業中に日本語を話すことはあまりなく、お互いになるべく英語で話すように努めた。

留学することで、以前よりも英語で話すことに対する抵抗が減ったり、ニュースなどで流れる英語が聞き取りやすくなったりしたと思う。

普段の生活について

天候

雨が降ることもしばしばあったが、日本よりも粒の小さな霧雨が多かったように思う。また、想像よりも快晴の日が多く、観光先でもほぼ晴れていた。

通信環境

携帯はvodafoneという会社のSIMカードをリーズの店頭で買った。1ヶ月6ギガバイトで10ポンド(1300~1400円)のプランを利用していた。ただ留学期間が39日だったため、最初の1ヶ月は上記のSIMカードを利用することができたが、残りの期間のために、新たに10ポンドを支払うのは惜しいように思えた。

私の場合、授業の初日に大学で受け取った資料の中に、Leberaという会社のSIMカードが同封されていたため、最後の約1週間はそのSIMカードを入れ替えて使った。

ポケットWi-Fiを借りることもできるが、安くても1万円前後するので、値段のみを考慮すると、こちらの方が安くすむ。ただ、SIMカードを差し替えるには自分のスマホのSIMロックを解除する必要があり、このSIMロックの解除にはいくつか条件が必要な場合がある。こうした手続きが面倒な場合はポケットWi-Fiのほうが簡単かもしれない。

寮は、ふだん勉強していた建物から徒歩10分程度のHenry Price Residenceに滞在した。部屋は一人で使える個室であり、キッチンはフラット(=階)メイトと共有、トイレとシャワーは隣の部屋の人と共有(入居者数の都合上一人で使うことができた人もいた)だった。

北大からはこのプログラムに6人が参加したが、全員が同じフラットで、さらに北大生以外にはそのフラットに学生がいなかった。その6人で協力してお金を出し合い、自炊をしたり買い出しをしたりした。

食事

朝食と夕飯は寮で、昼食はREFECTORYという、私たちが普段勉強していた建物の近くにあった食堂をよく利用した。ここではピザやサラダなどの料理を数百円程度で食べることができた。

とくに、ピザを含め、ラザニアやミートパイなど、温かい料理を食べられたことがよかった。味は良かったが、一人分の量が日本よりも多く、友達と分けて食べたこともあった。

Morrisons(安い価格で食材を多く買える)やSing-Kee Oriental Supermarket(アジア系の食品を買える)などのスーパー、ほかにはpondlandという1ポンドショップ(日本でいう百均)といった店があり、よくそこで買い物をした。

調理器具や食器はあらかじめ寮に用意されていたが、鍋や包丁などは自分たちで少し買い足したものもあった。またTESCOという店が夜中まで営業をしており、閉店するのが早い店が多い中、便利だったように感じた。

とくにSing~で米やカレールーを買って、鍋でご飯を炊き、カレーライスをつくったことがあったが、本当においしかった。

かかった費用について、私の場合は5週間で17万円ほどだった。とくに外食を含めた食費が5万円近くを占め、電車などの交通費がそれを少し上回った。

放課後や休日の過ごし方

放課後は大学のアクティビティに参加した。ここでは他国からの留学生と交流したが、中国人が多かった。大学が夏休みだったこともあり、あまり現地の学生はいなかったが、そうした他国の学生と英語で交流できたことは良かった。

中国やタイからの留学生と、それぞれの国の料理をつくり、一緒に夕食を取ったこともあった。

土日は近郊の観光地に出かけた。ヨーク、リバプール、エディンバラ、ロンドンなど、日本ではなかなか見ることの出来ない古い建物を見たり、博物館に行けたりしたことはとても楽しく、充実していた。

電車は駅の券売機で買うよりも、事前にネットで購入するほうがかなり安く抑えられる。Trainlineというサイトを利用して購入していたが、早めに買うとより安い値段でチケットを手に入れることができた。電車だけではなく、観光施設(ロンドンのザ・シャードやタワー・ブリッジなど)への入場券も、当日にその場でチケットを買うより、公式サイトでの事前購入のほうが安いことがあった。

あらかじめ観光で訪れる場所が決まっている場合は、ネットでの事前購入と当日券で値段に差がないか、公式サイトで調べても良いだろう。

アドバイス

持ち物

現地に着いてからだけではなく、到着前の飛行機内も冷房が効いていて涼しい。私は暑がりなのもあり、それほど苦ではなかったが、寒がっていた人もいた。不安な人は厚手の上着を持ち込んだ方が良いと思う。

リーズは北海道よりも緯度が高い。そのため、夏でも比較的涼しく、半袖で過ごすほど暑かったのは数日程度だった。とくに早朝や夜間は冷えた。たいていは五分袖や七分袖の服を着て、小さくたためる上着を常に持ち歩くようにしていた。

また、リーズ大学のグッズとしてトレーナーやパーカーが売られており、さらに駅の近くにはショッピングモールや古着屋がいくつかあるので、そこでおみやげも兼ねて上着などを買い足すと良い。

準備して日本から持っていってよかったものは、洗濯ネット、個包装の粉洗剤、ハンガー、フリーズドライの食品、皿・コップなどの食器がある。逆に持ってきたほうがよかったと感じたものは、ボックスティッシュや掃除をするための透明なビニール手袋がある。

どちらも近くのスーパーや1ポンドショップで手に入るが、持ち込んだ方が余計なお金を払わずにすむ。また他の人が持ってきたもので、カップ麺やパックライスも便利だと思った。

確かにホームステイだと、英語で話したりイギリスの文化に触れたりする機会がより増えるだろう。しかし、私の場合、授業の課題がハードだったこともあり、日々のことや宿題で分からない部分などを、同じ北大生であるフラットメイトと、共同生活をする中で話し合って共有し、解決できたことは本当によかった。

お金

また、お金を円からポンドに両替する際には、なるべく細かいお金に換えてもらうと良い。イギリスは日本に比べてキャッシュレス化がかなり進んでおり、日本ではほとんど使用することのなかったクレジットカードのPINコードを、留学中に何度もレジで入力した。

とくに、一番大きな額の50ポンド札(6000~7000円程度)は、自動券売機などで使えなかったり、有人のレジで出すと偽札ではないか検査されたり、あまり使い勝手の良いものではない。少額のものでも、私が現金で払うと、おつりのコインが入った新しい袋を開封する店員を何度か見た。

クレジットカードを作ることになると思うが、JCBはほとんど使うことができない。VISAで作った方がよいだろう。また1枚だけではなく2枚あったほうがいい。私の場合、電車のチケットをネットで買おうとしたところ、なぜか他では使えるカードが使えなかった。そのため直前に作ったデビットカードを代わりに使ったことがあった。

また、カードの上限を1枚あたり10~15万円程度に設定している場合は、滞在中に上限に達する可能性がある。上限を引き上げてから留学する手もあるが、もう1枚作っておくと、上記のようなトラブルの際も安心だと思う。

イギリスの休日

バンクホリデーというイギリスの休日があり、そのことや諸事情も重なって5連休になったことがあった(「全体のスケジュール」のうち“Uni closed-no class”と書かれている2日間は後半の2連休にあたる)ため、ロンドンに行くことを計画しようとした。

しかし、バンクホリデーの土日の間、ロンドンで最も主要な駅であるキングスクロス駅が営業を完全に休止するという情報を知り、出かけるのをやめたことがあった。他にも、日曜日はどの店も閉店するのが17:00頃と早かった。日本ではあまり起こりえないことだが、注意した方が良いだろう。

振り返って

留学を振り返ってみて、授業ではハードに感じる場面もあったが、放課後のアクティビティや休日に鉄道を利用して様々な街を訪れたことは本当に楽しかった。イギリスで外国の文化や生活の一部に触れることができたのは、自分にとってとても大きな糧になった。

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