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留学情報
留学体験談
短期語学研修(北京大学)
Aさん
- プログラム種別
- 短期語学研修
- 留学年
- 2019年
- 言語
- 中国語
- 地域名
- アジア
- 行先国名
- 中国
- 大学名
- 北京大学
- 部局名
- 経済学部
- 課程
- 学士
- 新渡戸カレッジ
- 非該当
スプリングプログラム(研修先:中国・北京大学)報告書
◆授業について
まず授業については、1日4コマ×週5日あり、半分は読解メインの授業、もう半分は口語メインの授業でした。どちらの授業であっても、文法・単語、リスニング、スピーキング、リーディングすべてを扱うような中身であり、中級のクラスでは北京の大渋滞問題に対する提言や、自分自身のことに関しての5~10分間のプレゼンテーションなど、定期的にクラス皆の前で中国語を使ってスピーチする機会が設けられていました。
日本で受けた中国語の授業と大きく違う点は、当たり前のことではありますが、先生がネイティブであり、課題の指示や新出語句の説明もすべて中国語で行われる点です。私自身、初めは耳が全くついていけず苦労しましたが、とにかく音のピンインだけでもメモをして、後で調べることを続けることで、段々と先生の話が理解できるようになりました。また、授業内で理解できたかどうかを積極的に意思表示したり、どうしてもわからないところは質問しに行ったりすることも、先生との意思疎通を図るのに大事であったと思います。
◆学内外の交流について
上記で述べたクラスについてですが、春休み期間ということもあり、日本人が圧倒的に多かったです。日本人が多いといっても、皆各大学からグループ単位で来ていたため、単独で来ていた私は馴染むのに少し時間がかかりました。しかし、授業内での交流やその他の課外活動などの機会を通して、すっかり仲良くなることが出来ました。今となっては、大学や専攻、住んでいる地域の違いを超えた貴重な友人たちだと思っています。その一方で、アメリカ人やイギリス人、タイ人など様々な外国人のクラスメートもいました。彼らは日本人に比べ年齢やバックグラウンドも様々でしたが、皆一様に中国語への学習意欲が高く、見習うべきところがたくさんありました。特にアメリカ人のクラスメートの一人は英語よりも中国語を用いて話しかけてくれるためお互いにとって大変実りのある交流でした。
また、クラス外でも、積極的に現地学生との交流会に参加し続けることで、北京大学やその近隣大学の日本語学科の中国人学生と沢山知り合うことが出来ました。これからもランゲージパートナーとして彼らと交流を深めながら学習していきたいと思います。
◆日常生活について
まず、滞在先についてですが、寮が空いていなかったため、大学から徒歩30分程度離れた地域のホテルに滞在していました。日本の安めのホテルと比較しても、正直満足とは言えない設備状態ではありましたが、大きなトラブルは無く過ごせました。そして、周囲に知り合いも日本人も全くいない状況での滞在であったため、当初不安も大きく、フロントの方との会話もままならない状態でした。最初は挨拶だけでも心がけ、掃除をお願いする言葉やそれに対するお礼の言葉を覚えて伝えるうちに、多少なりとも意思疎通を図ることが出来るようになっていました。
次に買い物についてですが、スマホ決済がとても進んでいるため、観光地以外では現金払い(特に100元札)は少し嫌な顔をされやすいです。ただ、「不好意思」と軽く謝れば、100元札での会計も可能でした。また、一般的にレジ袋が有料であるため、コンビニやスーパーの会計の際、袋をいるかよく訊かれました。私は最初聞き取れなくて困ったので、袋やストロー、箸、レンジの温めなどの言い回しは調べておくと便利だと思います。
それから、中国が他の国と最も異なる点はネット環境だと思います。政府のネット規制によりグーグルやLINE含め日本人が使う主なネットサービスがほとんど利用できません。そのため、渡航前のできるだけ早い段階で、VPN契約や中国でも使えるメールアドレス、検索エンジン、SNS(Wechat)などの用意を済ませておくことがとても大事だと思います。私はこの対策を念入りに行ったため、向こうで困ることなく暮らせました。(契約したVPNの調子が良く、日本のSNSも結果的に利用出来ました)また、大学内とホテルに利用できるwifiがあったため通信状況も不自由無かったです。ただ、外に出るときや観光地では契約したポケットwifiが重宝しました。
◆まとめ
今回の留学では、最初の頃現地の人の中国語が全く聞き取れず、正直本当に不安だらけで苦労しました。しかし、そんなに中国語が出来なかった私でも、諦めず毎日確実に中国語に向き合うことで、ゆっくりではありますが会話できるようになりました。この留学は、そのような成長をもたらしてくれる良い転機であったと思います。