留学情報

留学体験談

短期語学研修(ミュンヘン大学)

Aさん

プログラム種別
短期語学研修
留学年
2018年
言語
ドイツ語
地域名
欧州
行先国名
ドイツ
大学名
ミュンヘン大学
部局名
農学部
課程
学士
新渡戸カレッジ
非該当

北大短期語学研修 報告書

プログラムの内容として、4週間ミュンヘンに滞在し、ドイツ語の学習及びホームステイを含む現地の人々との交流をすることができた。平日の午前に大学でドイツ語の講義を受け、自由時間は各々が興味のある場所を訪れたりアクティビティに参加したりした。具体的には、ビール工場の見学、美術館や博物館の見学、ザルツブルク・レーゲンスブルク・フュッセンといった周辺都市への遠足、オペラ鑑賞、ダッハウ強制収容所の見学などがある。非常に多様で、ドイツ周辺の文化や歴史に関する見聞を広められるものばかりであった。

特に、ヨーロッパの歴史を感じる建築物は印象的であり、建築様式への知見を得るとともに、1世紀以上前に作られた歴史的建造物が現在も店や住居等に利用されながら保存されている様子は日本ではあまり見られないため個人的に興味深かった。全体を通して、プログラムではドイツの歴史や文化に関連する場所を多く回ったため、多少予備知識を持っておくとより深く楽しめたはずだ。

語学のクラスについては、他大学の日本人学生たちとドイツ人の講師の方でアットホームな雰囲気の授業が行われた。基本的な挨拶、日常生活に必須な衣食住に関する単語から始まり、段階的により複雑な文、会話、プレゼンを行えるような構成になっていた。クラスでは積極的なドイツ語での発言や対話を促され、流暢でないドイツ語を発することを恐れなくてよい環境であった。なお、修了課題として、与えられたテーマでドイツ語の寸劇を自作し、最終日のパーティーの場で発表した。学内Wi-fiは無料で使用できた。ドイツ語対応の電子辞書は頻繁に使用し何かと便利だった。

授業で習ったドイツ語を実際に使用するのが午後や休日の自由時間だったが、非常にありがたかったのが学生のチューターとホストファミリーの存在だったと感じる。ホストファミリーの親戚や友人の方々とも交流でき、覚えた表現を駆使して彼らと意思疎通ができたときは嬉しく、会話が盛り上がった時は本当に楽しかった。そしてこの時間でリスニングの力は飛躍的に向上したと感じた。街での買い物等でも多少のドイツ語は使えるが、状況によって思い通りに通じず焦ったり全て英語で対応されてしまったりといったことも多かったのが事実だ。しかしどちらにせよ、「ここの人達と今度こそはもっと話せるようになりたい、意見や感情を伝えられるようになりたい」と強く思うようになるため、滞在中・後のドイツ語学習のモチベーションが上がる効果はあった。

ミュンヘンは日本と同じように非常に治安のよい地域であったが、日常生活では至る所に日本との違いを発見して楽しんでいた。通学にはU-Bahn(地下鉄)を使っていた。検札や乗降の方法はもちろん、車内での人々の過ごし方にも違いが表れていて興味深かった。ホームステイ先では新鮮な食事内容や人付き合いの形態を体験した。

第3週目の週末に各自で行きたい周辺都市に出かけた。行動計画、バスや電車の予約をできる限り自力で行い、皆満足のいく小旅行ができたようだった。私はシュトゥットガルト及びエスリンゲンに赴き、自然と旧市街と現代産業的な建造物が共存する街を歩いてきた。このような場合には単身や少人数で行動するためポケットWi-fiがあるとトラブルを防止できると感じた。

今回の留学で得た主なものは、一つ目にドイツ語の基本技能と今後の学習意欲、二つ目に現地で交流した様々な人々からの刺激である。自身の将来について視野が広がり、選択肢を増やすことができた。これをきっかけに、短期的には再び海外留学をしたいと考えている。貴重な経験が積める良いプログラムだったので、次回以降も多くの人に参加してほしいと思う。

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