留学プログラム

海外ラーニング・サテライト

先進国型酪農における資源循環と水環境との調和 −デンマークの事例から−

本プログラム参加者は、世界各地で発生する食資源に関する諸問題のうち、先進国型の事例に着目して、デンマークで農業をとりまく窒素や炭素の循環とそれらと関係する環境負荷について学んだ。また、環境負荷を抑制しながら生産性を高めるための法制度や農業者・地方自治体・研究者の取り組みに関して能動的に学習した。座学および調査・実習で得た知識は、3~4名1組(外国人学生との混成)のグループごとに日々取りまとめ、事前学習(5/22-23)で北海道黒松内町での調査により得た事例と比較し、発表を行った。

本プログラムで実施した講義、調査・実習等は、以下の通りである。
5/22-23 黒松内町(黒松内町役場大会議室)
農家、酪農家、道職員、町役場職員、団体職員へ北海道の農業や農業政策についての聞き取り調査
6/27-28 移動(札幌からヴィボー)
6/29 オーフス大ヴィボー校での講義
   講義1 窒素循環とデンマークの農業政策
   講義2 デンマークにおける地下水管理と法的規制
   講義3 作物技術におけるシミュレーションモデルとデジタルツイン
   講義4 デンマークにおけるグリーンバイオリファイニングの可能性
   講義5 窒素フットプリント、環境保全、および政策コミュニケーション
   講義6 変革期にある窒素規制:デンマーク農業における肥料計画、政策規制、および将来の要件
6/30 オーフス大学ヴィボー校実験農場見学(午前)
   小規模酪農場、酪農学校にて実習(午後)
7/1  有機酪農場 酪農家によるデンマークの酪農に関するレクチャー、聴き取り(午前)
   オーフス大ヴィボー校 研究棟訪問(午後)
   (アグリボルタイクスプロジェクト、浸出およびグリーンタンパク質抽出実験装置、
   世界最大の実験用バイオガスプラントの見学)
7/2 人工湿地、保護湿原見学、クリマフォンデン・スキヴェ(気候財団)訪問(午前)
  (自治体の役割に関する説明を受ける)
  ティセ・メイエリ(有機酪農協同組合)訪問(午後)
  (酪農生産と農家・協同組合の連携による持続可能な食料システムの説明を受け、
   議論を行う。テーマ:持続可能な酪農生産とバリューチェーンにおける連携)
7/3 オーフス大で学習内容発表会
7/3 移動(ヴィボーからコペンハーゲン)
7/4 コペンハーゲン大学植物園等訪問
7/5 自由行動日 夜 実習反省会
7/6-7 移動(コペンハーゲンから札幌)

年度
2026年度
実施期間
2026/6/27~2026/7/7
分野
農学
エリア
欧州
派遣先
デンマーク
オーフス大学
実施責任者(所属部局・氏名)
農学研究院
内田 義崇 准教授
提供科目名(開講部局・単位数)
ワンダーフォーゲル実習Ⅰ(大学院専門科目(修士)・1単位)
履修者公募の有無

更新日:2026年9月2日

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