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留学プログラム
海外ラーニング・サテライト

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未知の植物資源探索を加速する基礎生物学プログラム:新たな可能性の開拓
2026年6月15日から19日まで、台湾・台北市の国立台湾大学(National Taiwan University: NTU)において、海外ラーニング・サテライト「未知の植物資源探索を加速する基礎生物学プログラム:新たな可能性の開拓」を実施した。本プログラムには北海道大学理学部生物科学科の学部生および生命科学院生命システム科学コースの大学院生が参加し、NTUの教員・学生との合同講義、研究発表、実験実習、グループディスカッションおよびフィールドでの植物観察を行った。
現地では、Keqiang Wu教授およびWei Siao教授の研究室を中心に教育・研究交流を行った。NTU側からは、植物のエピジェネティクスに関する講義および研究発表が行われ、グループワークを通して、エピジェネティックな変異が植物の表現型や環境応答にどのように関与するかについて議論した。また、タバコ葉を用いたタンパク質相互作用解析の実験実習を実施し、アグロバクテリウムをタバコ葉に注入する操作からタンパク質相互作用の解析まで、一連の実験手法について学習した。
北海道大学側からは、植物の再生機構を中心とした講義を行い、モデル植物としてゼニゴケおよびヒメツリガネゴケを紹介した。さらに、ゼニゴケを切断し、再生過程における遺伝子発現の変化等を共焦点顕微鏡で観察する実習を実施した。大学院生もTAとして講義・実習の説明および実験指導を担当し、英語を用いた教育活動を実践する機会とした。
また、NTU学生による研究発表を聴講するとともに、北海道大学の学生も研究内容について発表し、双方の学生・教員によるグループディスカッションを行った。これらの活動は原則として英語で実施し、異なる研究分野の知識や技術をどのように自身の研究へ応用できるかについて意見交換した。参加学生からは、NTUで用いられている細胞内オルガネラ等の可視化技術を自身の研究に応用できる可能性など、具体的な研究上の着想も得られた。
さらに、大学内での講義・実習に加え、台北市内および周辺地域において植物相と生育環境を観察した。NTUキャンパスでは、日本とは異なる多様なシダ植物や着生植物を観察し、台北植物園等では熱帯・亜熱帯性植物が屋外で生育する様子を観察した。こうした観察を通して、北海道とは大きく異なる亜熱帯性の気候と植物多様性との関係について、実際の植物を対象として学習した。 木生シダなど、日本では日常的に観察する機会の少ない植物について、その形態や発生様式を研究上の視点から考察する機会にもなった。
事前学習については、今回提供された参加者報告書には具体的な実施日程や内容の詳細な記載がないため、ここは実際の実施内容を確認して追記する必要がある。 例えば、渡航前にNTU側研究室の研究内容、エピジェネティクスや植物再生に関する基礎知識、各実習の原理・手順について学習するとともに、英語による研究紹介・質疑応答の準備を行っていたのであれば、その内容を記載すると、本項目の要求により適合する。特に現地では英語による研究発表・議論が活動の重要な部分を占めていたことが、複数の学生報告から確認できる。
- 年度
- 2026年度
- 実施期間
- 2026/6/15~2026/6/19
- 分野
- 生物学
- エリア
- アジア
- 派遣先
-
台湾
国立台湾大学
- 実施責任者(所属部局・氏名)
-
理学研究院
伊藤 秀臣 准教授
- 提供科目名(開講部局・単位数)
-
生物学特別講義Ⅱ (副題:未知の植物資源開拓に向けた基礎生物学プログラム)(学部専門科目・1単位)
生命科学特別講義Ⅳ(副題:未知の植物資源開拓に向けた基礎物学プログラム)(大学院専門科目(修士)・1単位 )
- 履修者公募の有無
- 有
更新日:2026年8月20日