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国際先住民学演習II
本科目の授業は、大学院文学院アイヌ・先住民学講座の海外演習科目として、屛東縣の臺灣原住民族文化園區、高雄市の國立原住民族博物館籌備處(準備室)、台北市の國立政治大學原住民族研究中心において実施したものである。また、台北市の順益原住民族博物館も見学した。
國立政治大學原住民族研究中心では、本科目を政大において「日本愛努民族與台灣原住民族比較認識國際民族知識工作坊(ワークショップ)」として周知してくださり、
アイヌ・先住民学講座の大学院生4名と政大の学部学生2名の共同参加で実施することができた。
https://web.alcd.center/news/545
本演習の実施に当たっては、履修者確定後に、台湾の歴史及び原住民族政策史の概要等について事前ガイダンス(270分3コマ)を開催し、欠席者については配布資料等による自習を指示した。
<相手先大学での共同講義>
第1日目(3月2日):移動日
第2日目(3月3日):臺灣原住民族文化園區
講義①:文化園區の設立経緯・運営・各地の原住民族集落に設立されている地方文化館との連携に関する講義(90分1コマ)
講義②:原住民族文物陳列館における展示物及び展示コンセプトに関する講義(90分1コマ)
講義③:歌舞館におけるブヌン族の伝統舞踊上演鑑賞及び劇団員との意見交換+伝統家屋展示エリアにおけるビーズを使った装飾品製作プログラムの体験(90分1コマ)
講義④:八角樓特展館における「原典-臺灣原住民族當代藝術品典藏特展(台湾原住民族現代芸術品特別展)」の展示物及び展示コンセプトに関する講義(90分1コマ)
第3日目(3月4日):國立原住民族博物館籌備處・順益原住民族博物館
講義①:籌備處における國立原住民族博物館設立に向けた今後のプロセス及び課題等に関する講義(90分1コマ)
高雄市から台北市への移動
講義②:順益原住民族博物館の見学(90分1コマ)
第4日目(3月5日):國立政治大學原住民族研究中心
講義①:林修澈名誉教授(前研究中心主任)より台湾の民族概念に関する講義(90分1コマ)
講義②:落合研一准教授より台湾の原住民族・平埔族を原告とする訴訟に対する憲法法廷判決及び日本のアイヌ政策における民族概念に関する講義(90分1コマ)
講義③:鄭光博助教より台湾の有形・無形文化資産指定、伝統工芸士認定に関する講義(90分1コマ)
講義④:Yuri Abawさん(タイヤル族伝統工芸士)よりタイヤル族の織物文化及び文化資産に指定されている織物の複製に関する講義(90分1コマ)
講義⑤:山崎幸治教授より日本のアイヌ工芸及びアイヌ民族の人間国宝認定に向けた取組に関する講義+総合討論(90分1コマ)
第5日目(3月6日):移動日、帰国
なお、授業評価については、ルーブリックを作成し、授業参加態度、コミュニケーション能力、獲得された知識などの7項目について、学生自身の自己評価と参加教員による評価を行なった。
- 年度
- 2025年度
- 実施期間
-
2026/3/2~2026/3/6
- 分野
- 人文社会科学
- エリア
- アジア
- 派遣先
-
台湾
国立政治大学
- 実施責任者(所属部局・氏名)
-
アイヌ・先住民研究センター
加藤 博文 教授
- 提供科目名(開講部局・単位数)
- 国際先住民学演習II (文学院・2単位)
- 履修者公募の有無
- 無
更新日:2026年3月31日