留学プログラム

海外ラーニング・サテライト

カロリンスカ研究所先端的顕微鏡講習協働コース

 

本ラーニングサテライトは主に二つに分かれる,まず一つは2週間にわたる大学院授業(コース、Functional Fluorescence Microscopy Imaging (fFMI))である。次に、残りはその講習会後,滞在先の研究室で一週間行う自主的な共同研究である。まず大学院授業としてのfFMIの内容を簡単に述べる。授業は2週間で,大学院博士課程の学生を対象の講義を中心とした前半1週間と,より発展的な内容を含む,後半1週間に分かれる。さらに前半一週間は,講義と実習に分かれる。12名の参加学生を3人ずつ4つのグループ(または二つグループ)に分け,まず毎日,前日に出した課題テーマに関してレポート(A4,1枚程度)を作成し,朝までに提出(Home work),それを学生同士3人で読み合わせ討議する,いわゆる,アクティブラーニング形式によって行われる。その後,メインの講師であるVukojevic博士やOasa博士がレポートの課題に関連の講義を行う。この講義は簡単なまとめのようなもので,学生に取っていわゆる逆転授業となる。また、Webを利用した光学や物理などの基本的な小テスト等も行われ、受講生の基礎学力に従って様々な評価やサポートが用意されている。北大側が担当するのは,二週間目に行われる全参加学生に対する講義である。また2週目は応用編となり各専門分野の講師の講義と見学実習を中心にした形式。2週目の最終日は受講生各自,「プロジェクト」と称し,これまでに習った講義の中から,各自テーマと決め,発表する形式となる。予定では「6から10ページの短いスライド,5分程度」の説明があるが,実際には10から20枚程度,30分くらいの発表なるのが通常であり,そのため,質疑が続けば,昼食を挟んで午後にも連続して行われる。そのために受講生等には事前にランチボックスが用意されている。2週間のコースを通して,受講生達は,基礎的な光の物性や、生体分子と光との相互作用から光イメージングの基礎と応用,生物学的課題を解決するための装置の原理等を学ぶことができ,且つ,各自がその技術を研究に応用できることを目標とされている。
このための事前学習として,昨年八月と本年八月にHokkaido Summer Institute (HSI2022および2023)に受講生あるいはオブザーバースタッフとして参加し,蛍光顕微鏡や蛍光相関分光法にかんする知識と実技全般を演習している.
自主的な共同研究については、Vukojevic博士ならびにOasa博士が開発した独自の蛍光寿命イメージングシステムを使って、実際の細胞サンプルにおける凝集性タンパク質にタグ付けした蛍光タンパク質の蛍光寿命を測定する。

年度
2023年度
実施期間
2023/11/13~2023/12/1
分野
理学
エリア
欧州
派遣先
スウェーデン
カロリンスカ研究所
実施責任者(所属部局・氏名)
先端生命科学研究院
北村 朗 講師
提供科目名(開講部局・単位数)
生命科学特別講義Ⅲ(生細胞における機能的FCS研究 (1).-理論と測定-) (先端生命科学院・1単位)
生命科学特別講義Ⅲ(生細胞における機能的FCS研究(2).-解析-)(先端生命科学院・1単位)
生命科学特別講義Ⅲ(外国の大学院修得認定科目1)(先端生命科学院・1単位)
履修者公募の有無

更新日:2024年5月13日

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