![]()
留学プログラム
海外ラーニング・サテライト

特別民法演習(北海道・済州島の補償問題と日米韓関係和解)
2022年8月14日から18日にかけて行った。これは、国立済州大学の高名誉教授の絶大な支援によるものであり、最初に記してお礼申し上げる。
初日14日は現地到着までの移動に当てられ、、韓国訪問に当たっては、訪韓前と仁川到着後の2度にわたるPCR検査が要求され、さらに18日の帰国前にもPCR検査が求められ(すべて自己負担)、予想外の失費となり、追加予算措置をお認め下さったことについてもお礼申し上げたい。
基本的に、済州大学滞在中(このラーニングサテライトプログラム中)は、午前は座学講義、午後はフィールドワークという形で進められた。すなわち、(1)初日(8月15日)は、午前に鄭大然教授の環境社会学のレクチャーを行い、それに続けて吉田が、琉球弧の環境問題・軍備増強問題について、レクチャーした。午後は、フィールドワークその1として、漢孥山EcoーForestに、さらに山房山の龍頭海岸の地球温暖化センターに行き、所長の柳玉圭氏の近時の温暖化による海面上昇などの説明を受け、質疑討論した。
(2)二日目(8月16日)は、午前のレクチャーでは、まず吉田が、済州島の悲劇との関係での補償法学上の諸課題を論じ、その後、任研究員が、同悲劇がコミュニティ形成に今尚影響を与え障碍となっている状況を説明し、さらに姜教授が、ダークツアリズムの講義を行った。午後2時半からは、4/3博物館・慰霊館に行き、さらに4/3平和財団会長の高喜範氏と面会し、今後の韓米交渉の見通しなど話し合った。さらに、午後5時から北村里の記念館に行き、悲劇の証人の高完順ハルモニと面談した(昨年だけで、悲劇経験者18人が死亡し、米の誠実な謝罪を求めるとずるところが、注目される)。
(3)三日目(8月17日)は、午前9-10時に済州大学でのPCR検査を確保してもらい、その後11時からオンラインシンポとして、李ヨンチョル教授(全何大学)のNetworking Decision-Makingに関する報告を行い、平井宜雄博士の『根回し的意思決定』との異同などを議論した。そして昼食後、参加学生のプレゼンが行われた。参加者の報告テーマは以下の如くである。①東アジアの草の根補償問題交流(佐藤亮平氏)、②技能実習生問題(張氏)、③端島(軍艦島)補償問題(黄氏)、④南京虐殺問題(蔡氏)、⑤731部隊補償訴訟(戴氏)、⑥中韓地雷問題(劉氏)、⑦慰安婦問題(李淑梦氏)、⑧重慶爆撃問題(程子珊氏)である。
- 年度
- 2022年度
- 実施期間
- 2022/8/14~2022/8/18
- 分野
- 人文社会科学
- エリア
- アジア
- 派遣先
-
韓国 済州大学
アメリカ合衆国 ハワイ大学
- 実施責任者(所属部局・氏名)
-
法学研究科
吉田 邦彦 特任教授
- 提供科目名(開講部局・単位数)
-
特別民法演習(北海道・済州島の補償問題と日米韓関係和解)(法学部・2単位)
民法学特殊演習(法学研究科・2単位)
- 履修者公募の有無
- 有
更新日:2023年3月27日