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2026.04.22

2025年度 住友化学グローバルリーダー育成奨学金 帰国者の報告について

住友化学グローバルリーダー育成奨学金は、住友化学株式会社からご寄附いただいた奨学寄付金をもって、本奨学金の申請資格・条件に合致した学生の皆さんの海外留学を応援する制度です。

この度、2025年度に本奨学金に採用され留学した学生が帰国しましたので、皆さんにご報告いたします。

 

なお、2026年度本奨学金については募集中です。本HPやUnireのお知らせをご確認ください。

 

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学部学年・氏名:農学院 修士1年・宇田川 はんな

留学先国・大学名:ベルギー・ゲント大学

留学期間:2025年9月17日~2026年2月14日

私は今回ベルギーのゲント大学に5ヶ月間、1学期分交換留学しました。いつか交換留学やインターンシップで海外の環境に身を置きたいという考えは実は中学生の頃から持っていたのですが、今回初めて長期滞在することができました。これまでもNUS(シンガポール国立大学)への短期留学やインターナショナルハウス(留学生宿舎)、国際交流科目を通した留学生との交流の機会はありましたが、初めての長期留学は緊張していたのを覚えています。

留学先の大学ではまだ英語への壁を感じたと同時に、北大での学びがこちらの大学でも十分通じることを実感しました。北大では農学の基礎の知識を学んだのに対し、ゲント大学ではディスカッションやグループワークを通しながら座学の授業でもトライアンドエラーを繰り返す点が印象的でした。最後の方では日常生活で英語でのコミュニケーションに困ることはほとんどなくなっていました。しかし、授業中にはわからない単語だらけで、一回の授業で30個以上は知らない単語があったり、議論するときにうまく言葉が出てこない、相手がどのことについて発言しているのかいまいちつかめない場面などがあったりと、英語の語彙力の強化の必要性を感じました。帰国後は、大学院で英語での授業の受講を通して、英語運用能力の向上を目指します。

生活面では意外とカルチャーショックは感じず、アジアンショップで一度も買い物をしなかったことに自分でも驚いています。違う人間なのだから違って当たり前という価値観は日本にいると感じにくいですが、個人的には腑に落ちた考え方で、ヨーロッパ生活初心者ではありましたが、気負わずに生活できました。街を歩いていると、アフリカ系、アジア系、インド系など様々な移民の方が暮らしており、文化が共存するとはこういうことか、と感じていました。見た目だけではその人がその国にずっと暮らしてきた人かどうかわからないため、アジア人である自分に対してもオランダ語で話しかけてくる人が多かったのは驚きであると同時に、自分もこのコミュニティの一員になれるかもしれないと嬉しく思ったのを覚えています。他には、1か月半のヨーロッパ周遊一人旅が印象的でした。はじめてであう文化、言葉、慣習を知ることが出来、文字でしか知らなかった国が実在することを実感することができました。意外と日本に旅行に行ったことのある人も多く、離れている地域でも日本のことを知ってくれていることが嬉しかったです。一人で旅行していたからか、日本という国、そして自分のことなどこれまでの過去を振り返る時間をもつことができました。

今回は約半年という短い期間の滞在であったこと、今回の留学を通して課題が見つかったことからまた海外に再チャレンジしたいと考えています。語彙力の強化を筆頭に、プレゼンなど人前で意見をいう練習、グループワークでは自分が果たすべき役割を意識しながら進めていくことなどが課題です。また、ゲント大学は植物関連のスタートアップの勢いがさかんで、話を聞くうちに、私にも社会にできることがあるかもしれないと考えるようになりました。これまで学問領域として学んでいたことを若い人たちが実際に社会問題を解決するための手段としている姿はかっこよく、勉学へのモチベーションとなりました。具体的には、大学院からはバイオスティミュラントの研究を新たに始める予定で、環境問題と食料問題の両方にアプローチすることができる研究テーマにワクワクしています。

 

     

 

本件の担当:

北海道大学学務部学生支援課奨学支援担当

Email:scholarship AT academic。hokudai。ac。jp

ATを@に変えて送信してください。

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