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南極学カリキュラム 南極・北極学特別実習Ⅰ・スイス氷河実習
2025年8月23日から9月6日にかけて、スイス連邦工科大学の協力を得て、スイス各地においてプログラムを実施した。本学環境科学院および農学院の大学院生5名(修士課程)、他大学大学院生3名(東京大学、千葉大学、総合研究院大学、修士課程)を、本学教員2名(北極域研究センター、低温科学研究所)で引率した。4月に環境科学院にて説明会を開催し(オンライン併用)参加者を募集したところ、学内から17名、学外から6名の参加希望があった。そこで、実習への参加動機、実習プログラムと自身の研究との関係、参加の意義などを記述した申請書を提出させ、複数の教員による厳正なる選考を行い、上記8名の参加を決定した。北大生のうち1名はLSプログラムのTAとして雇用され、他参加者と同一行程で実習に参加した。スイス連邦工科大学では、現地教員3名による特別講義を実施した。ローヌ氷河での氷河観測プログラムを、スイス連邦工科大学の実習プログラムと合同で実施する計画であったが、先方の実習日程が北大の大学院入試と重なり合同開催が困難となった。そこで、スイス側対応教員から観測機材貸与等のサポートを受け、来年度以降の事業について議論を行った。実施したプログラムを以下に記す。
8月23日: 千歳発(香港乗継)
8月24日: チューリッヒ着(チューリッヒ泊)・各自で研修
8月25日: ETHにて現地研究者による講義を受講(午前および午後、2科目)(チューリッヒ泊)
8月26日: チューリッヒ→グリンデルワルド氷河(クライネシャイデック泊)
8月27日: ユングフラウ高地観測所の見学(クライネシャイデック泊)
8月28日: クライネシャイデック→ティーフェンバッハ 氷河での安全実習(ティーフェンバッハ泊)
8月29日~30日: ローヌ氷河観測実習(ティーフェンバッハ泊)
8月31日: ティーフェンバッハ→ツェルマット(ツェルマット泊)
9月1日: ゴルナー氷河(ツェルマット泊)
9月2日: 自主研修プログラム(チューリッヒ泊)
9月3日: 氷河観測データの解析、発表準備(チューリッヒ泊)
9月4日: 氷河観測結果発表会、ETHにて講義の受講(1科目)(チューリッヒ泊)
9月5日: チューリヒ発
9月6日: (香港乗継)千歳着
スイスでの上記プログラムに先立って、4月9日~6月7日に南極学カリキュラム・野外行動技術実習を実施した。この実習は野外観測を安全に実施するために必要となる技術や装備について学ぶプログラムで、3日間の野外実習を含むプログラムを通じて、スイス実習での安全を確保する役割を担っている。また7月10日には事前勉強会を開催し、氷河学、氷河地形学、スイスにおける地球科学、河川水文化学に関する講義を実施した。
・実習前のプログラム
4月9日~6月7日:野外行動技術実習の受講(講義8回、野外実習3日間)
7月10日:氷河・氷河地形・河川水文化学・スイスにおける地球科学に関する事前勉強会の開催
・実習後のプログラム
9月下旬:ローヌ氷河観測レポートの提出、国際南極大学HPでの報告書、実習内容の紹介を公開
10月3日:大学内での報告会を開催
- 年度
- 2025年度
- 実施期間
- 2025/8/23~2025/9/6
- 分野
- 地球環境科学
- エリア
- 欧州
- 派遣先
-
スイス
スイス連邦工科大学
- 実施責任者(所属部局・氏名)
-
低温科学研究所
杉山 慎 教授
- 提供科目名(開講部局・単位数)
- 南極・北極学特別実習I ・ スイス氷河実習(環境科学院・2単位)
- 履修者公募の有無
- 有
更新日:2025年11月19日