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留学情報
留学体験談
交換留学(ワシントン大学)
ワシントン大学_中田 湧斗さん
- プログラム種別
- 交換留学
- 留学年
- 2024年
- 言語
- 英語
- 地域名
- 北アメリカ
- 行先国名
- アメリカ
- 大学名
- ワシントン大学
- 部局名
- 経済学部
- 課程
- 学士
- 新渡戸カレッジ
- 非該当
ワシントン大学(アメリカ)2024年9月~2024年12月
【所要経費】
往復航空運賃17万、留学保険料8万(現地の大学で指定されたものと、JTASに加入)、住居費10.5万/月、食費18万/1学期、娯楽費4万/月
1.渡航前の手続きについて
・ビザ(VISA)又は滞在許可書
J-1ビザを取得。6月末に申請を初め、7月中旬に在札幌米国総領事館にて面接を受け、その4日後に家に郵送で届きました。申請に掛かった総費用は7万から8万円程度です。困ったことは、面接の際にパソコンを持って行ってしまい、領事館の建物に持ち込めず、預かってももらえないとの事で近くの有料ロッカーに入れなければならなくなったことです。
2.到着直後の手続きについて
①大学関係
到着初日は夜に寮に着いたのですが、まだ何もわからない自分には生活必需品(シャンプーなど)を買わなければいけないのが大変でした。また、寮の鍵をどこで受け取ればいいのかも把握しておらず少し困惑しました。しかし、どちらも近くを歩いている人に話しかけて解決しました。オリエンテーションでは、他国からの交換留学生にたくさん会うことができ、留学生ならではの初めの苦労をお互い共有できて少し安心できました。また、交換留学生にはUWからバディを1人つけてくれており、その人ともオリエンテーションで会うことができ、親切にギフトをくれました。授業に関しては事前に登録していたのですが、その後実際に受けてみて変更などはしました。
②滞在許可書関係
J-1 Immigration Check-in formをMyISSS というサイトを通して提出しました。
3.留学生活について
①大学関係
一番印象に残っているのは、とにかくアジア人が多いことです。また、日本人の留学生も比較的多いです。キャンパスや建物は綺麗だと思います。食堂やスタバなどのカフェ、図書館などが複数あり便利です。あまり利用していないですが、ラーニングサポートのような窓口がありました。自分が利用したサービスの中で良かったものは、スーツ一式を無料で借りられたことです。とあるイベントでスーツが必要でしたが日本から持参していなかったため、無料で靴からネクタイも含めて全て借りることができたのは助かりました。
②大学の所在する街(町)の様子
夜のキャンパス外はホームレスなども多く少し治安が悪いですが、それ以外は比較的過ごしやすいです。雨が降ることも多々ありました。キャンパス内にコンビニのようなものや、近くにスーパーもあったので買い物には困りませんでした。日用品などもそこで全て買うことができます。
③授業についてⅠ(内容・課題・成績評価について、特別なサポート / 特に苦労したこと / 困ったこと等)
Business Strategic Communication, Negotiations, Natural Resource Economicsという3つの授業を取りました。全て3年次以上向けのもので、授業によっては予習や課題も多く非常に苦労しましたがなんとか単位を取得することができました。単位取得を意識し、成績を気にしないのであれば、与えられたものをこなしていけば基本問題ないかと思います。留学生として特別なサポートは特に受けませんでしたが、親切な先生は多いのでオフィスアワーでは丁寧に対応してくれます。
④授業についてⅡ(最も興味深かった授業 / 最も困難だった授業)
興味深い:<Negotiations>と<Natural Resource Economics>
Negotiationsでは、日常やビジネスにおけるあらゆる交渉に関する戦略や理論について学びました。実際に値下げ交渉をしてくるという課題が出るなど、実践的な面もありました。毎週授業内で交渉のペアワークやグループワークがあり、英語の面で非常に苦労しましたが、北大にはない授業ということもあり新鮮で興味深かったです。Natural Resource Economicsに関しては、もともと環境経済学を学びたいという思いがあったので、こちらも興味深かったです。
困難:Business Strategic Communication
プレゼンや就職活動に使うレジュメ、資料の作り方などを学びました。授業内容の特性上、文法が重視されていたこともあり、英語で苦労しました。また、毎週の課題や読まなければいけないものが非常に多く、こなしていくのに必死でした。
4.住居と食事について
①住居
1学期2096ドル(約31万円)の寮に住んでいました。4人部屋で、2段ベッドを共有するような部屋だったので、プライベートは無かったですが、みんな良い人たちで快適に過ごせました。大学キャンパス内にあり、普段授業で使っていたほとんどの教室は歩いて5分ほどで行けました。
②食事
大学が提供する寮に入る人は、必然的にダイニングプランに入らされるため、それを使って基本は食堂で食べていました。1学期1195ドル(約18万円)でした。北大のミールプランと同じく、学生証に先にお金がチャージされており、それをキャンパス内の食堂やカフェ等の施設で自由に使えるシステムでした。食堂以外で食べる場合は、友達と外食したり、キャンパス内のコンビニでミールプランのカードを使って済ませていました。
③インターネット環境
パソコンを持参しました。キャンパス内であればどこでも問題なくWi-Fiが使えました。
④住居に関するアドバイス(後輩の皆さんに自分の住んでいた住居をすすめたいですか?)
自分が住んでいた寮の4人部屋が一番安かったですが、寮の雰囲気も気に入っていたし思ったよりも快適に過ごせたので、ルームメイトと暮らすことに抵抗がなければおすすめします。一番安かったと言っても月10万円は超えており、どこに入っても非常に高いのが現実です。
6.留学生活全般について
私のシアトルでの留学は、毎日何かに奔走して必死に動いていた3ヶ月でした。初めの頃は、言語、食事、住居など全てが新しい環境に圧倒され、弱気になっていたことを覚えています。英語はいつまで経っても上達した気がせず、食事も日本より美味しいものはなく、部屋にプライベートがないのでどこかずっと緊張感があって、着いて1、2週間ほどは居心地が悪かった気がします。しかし、できる限りのイベントに参加し、分からないことはすぐに周りに聞き、あらゆる誘いもひとまず行ってみる。当たり前かもしれませんが、そんな地道な行動が、最初感じていた負の感情も忘れさせてくれ、現地に慣れていった要因だと感じます。留学全体を通して、良い意味での自分の貪欲さに気づくことができたのは一つの収穫だと思います。大きい声では言えないですが、友達を作るためだけに勝手に日本語の授業に潜り込んでみたり(後日先生にお願いして特別に受講できました)、バドミントンクラブの空き時間に友達に課題をみてもらったり、日程が空いていればほぼ全ての誘いを承諾したりなど、積極性によって毎日が充実していたのを実感しました。また何より、自分のそのままの人柄や熱意が言語の壁など関係なく受け入れてもらえたのが嬉しかったです。これから留学される方へ、絶対的に言えるアドバイスは正直ありませんが、私は自分のペースで無理のない留学を作っていくことが一番重要だと思います。私が毎日必死に動けていたのは、3ヶ月という短い期間をどうにか充実させたいという部分も大きな原動力になっていたと思います。そんなことをずっと続けていればもちろん体力も精神力も持たないですし、自分が壊れてしまっては元も子もありません。自分の目的に向かって自分のペースで進んでいくのが一番だと思います。その上で、何がきっかけで何につながるかが分からないのが留学なので、一つ一つの出会いや出来事に真摯に向き合うのが良いと思います。最後に、この留学の実現に向けて協力してくださった国際交流課の方々、経済学部教務の方々、高井先生、みらチャレ基金関係者の方々、家族、友人に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。