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留学情報
留学体験談
交換留学(レンヌ政治学院)
レンヌ政治学院_Dさん
- プログラム種別
- 交換留学
- 留学年
- 2023年
- 言語
- フランス語
- 地域名
- 欧州
- 行先国名
- フランス
- 大学名
- レンヌ政治学院
- 部局名
- 国際広報メディア・観光学院
- 課程
- 博士
- 新渡戸カレッジ
- 非該当
レンヌ政治学院(フランス)2023年8月~2024年5月
【所要経費】フランスの物価が日本の2〜3倍ですので、この基準から生活費を計算したら良いでしょう。往復航空運賃と留学保険料は25万円〜30万円程度が目安です。次は私がレンヌで生活する1ヶ月の経費の計算です。
居住費:250ユーロ(インターネット、水道、ガスと電気など全部含む)
食費:500ユーロ(学食、スーパー、外食など)
本代:100ユーロ(教科書よりは自分の研究用書を買います)
交通費:50ユーロ(交通カードを使う場合に限ります。26歳以下は20ユーロ前後に下がります)
娯楽費:50ユーロ(バーと無縁な人ですので、私は散歩とか、友人とカフェや本屋にいくのがほとんどです)
合計:950ユーロ(日本円16万前後になります)
1.渡航前の手続きについて
フランスの長期ビザを取得するには、東京にあるフランス大使館へ行く必要があります。さらに、事前予約が必要ですので、渡仏の3ヶ月前までに必要書類を揃えて予約を行い、余裕を持って手続きを進めることがお勧めです。ビザは郵送で自宅に届きますが、事前に指定された様式の封筒と、手数料(お釣りは出ません)を用意しておきましょう。
2.到着直後の手続きについて
①大学関係
私の場合、パリ到着後にTGV(フランスの高速鉄道)を利用してレンヌに行きました。TGVのチケットの値段は、出発日までの日数によって変わります。当日に購入すれば通常料金ですが、事前に予約すれば半額から8割引で購入することができます。チケットを予約するには、様々な旅行アプリがありますが、TGVの公式アプリで購入することをお勧めします。また、寮への入居については、事前に申請を行い、政府が運営する学生寮「Crous」に入居することができました。手続きはすべて事前にオンラインで済ませました。オリエンテーションや授業登録については、学校側の指示に従うことで問題なく進めることができました。
②滞在許可書関係
既にビザを取得している場合、フランス到着後にビザを「有効化」する手続きが必要です。この手続きはオンラインで行うことができます。詳細な情報はフランス大使館のウェブサイトで確認しましょう。
https://jp.ambafrance.org/-rubrique549-
3.留学生活について
①大学関係
レンヌ政治学院は、フランス全国に設けられた10校の政治学院の一つであり、「エリート教育」を行う場だと思います(批判があるかもしれませんが)。キャンパスの規模はそれほど大きくありませんが、地域および全国から優秀な学生が集まる場所だと考えます。
②大学の所在する街(町)の様子
レンヌはパリやリヨンなど大都市と比べて治安がいい都市だと思います。フランスの西北部にあるから、冬は雪が降らず、夏も南仏より涼しいです。しかし雨がよく降るため、雨具を常に持てば良いです(フランスでは小雨で傘を使ない人が多いようです)。買い物や生活の便利性は日本ほど便利ではないと感じました。商店は基本的に19時前後閉店になり、日曜日には休みになります。学校食堂がありますが、昼の3時間しか営業しない場所もありますので、自炊する場合が多いです。
③授業についてⅠ(内容・課題・成績評価について、特別なサポート / 特に苦労したこと / 困ったこと等)
授業の内容に関して、留学生向けのフランス語コース以外、フランス人学生と同じく授業を履修することが規定されていました。授業の難易度が高いですので、言語能力のみならず、専門知識を理解・消化する能力も求められます。
特に苦労したのは、日本で優しく教えてくれたフランス人先生のもとで学んだフランス語と、学部と大学院の授業でスピードと用語の難しさが四倍になるフランス語の間のギャップを越えることでした。
④授業についてⅡ(最も興味深かった授業 / 最も困難だった授業)
興味深い:「フランスの歴史と文明(Histoire et civilisation française)」が最も興味深かった授業です。フランスの近代史と現代史を系統的に学べる授業であり、先生はとても知識が豊富なイケメンフランス人です。
困難:「政治学入門(introduction à la science politique)」です。大きな階段教室(Lecture theater)でパワーポイントなどの資料をいっさい用意していない先生が音質の悪いマイクを使って2時間の講義をする授業でした。
4.住居と食事について
①住居
私は政府が運営する施設である「Crous」の一人部屋に事前申請して泊まりました。Crousは一般のアパートよりも安価であり、安全面も保証されています。学校まで徒歩で15分の距離に位置しており、非常に理想的な場所でした。
②食事
基本的には自炊していますが、授業がある日には昼ごはんを学食で済ませました。外食もしますが、値段が高いので、控えていました。
③インターネット環境
寮ではインターネットが無料で利用できます。学校でもアカウントを持てばネットに接続できます。また、SIMカードの購入は店舗で行えます。フランスの通信料は月20ユーロ(約3400円)前後です。定額制なので、日本よりも安いように感じます
④住居に関するアドバイス
前に述べたCrousをぜひ予約してください!Crousが比較的に安い価格で部屋を提供し、限られる予算をもっている入居者にとっては大変助かります。安全性も重要な利点であり、政府が管理する施設でありながらセキュリティが強化されています。さらに便利な立地に位置し、大学や交通機関に近接しているため、強く推奨します
6.留学生活全般について
私は中国人として日本とフランスで留学する経験をもっています。日本とフランスで感じたのは、なによりも「ルール」に対する理解の違いです。日本では常にルールを大切にし、ルールを超えないように行動をする人が多いと思います。その一方フランスでは、社会的な共通価値が共有される一方、人々はもっと自分らしさを重視して生活していると感じています。私を含めて日本社会に馴染んでいた人とっては、「自由すぎる!」と感じ、かえって不安になるかもしれません。しかしフランスでのこの社会的性格を楽しむのは良いではないかと思います。言い換えれば、フランス人からみれば日本人はよく「シャイ」な印象が強いとフランスの友達から聞きました。せっかくの留学で、「シャイ」な一面を持てば良い留学生活が送られません。フランスでは明るくて社交的な性格をもつ人が多いから、とりあえず最初の一歩を踏み出して、相手に「ボンジュール」と挨拶し、「ルール」を打ち破る勇気を持ちましょう!!