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留学情報
留学体験談
交換留学(マサチューセッツ大学アマースト校)
マサチューセッツ大学アマースト校_Mさん
- プログラム種別
- 交換留学
- 留学年
- 2023年
- 言語
- 英語
- 地域名
- 北アメリカ
- 行先国名
- アメリカ
- 大学名
- マサチューセッツ大学アマースト校
- 部局名
- 文学部
- 課程
- 学士
- 新渡戸カレッジ
- 非該当
マサチューセッツ大学アマースト校(アメリカ)2023年9月~2023年12月
【所要経費】往復航空運賃3,000ドル、留学保険料(国内の海外保険)三万円、教科書代なし、住居費3,000ドル、食費や大学内での保険を合わせて4,000ドル、交通費1,500ドル、1,000ドル
1.渡航前の手続きについて
・ビザ(VISA)又は滞在許可書
J-1visa・駐大阪・神戸米国総領事館・二か月
私は過去にアメリカ領土を訪れたことがあったため、大阪か東京の総領事館であれば郵送でビザを取得することができた。まず大学側から入学証明書とDS-2019という書類をもらい、銀行の残高証明書(英文)、SEVIS支払い証明書を封入して送る。残高証明書の発行に二週間ほどかかるため、事前の準備が必要だった。
2.到着直後の手続きについて
①大学関係
寮への入居手続きは大学が始まる三か月前には申請しておく必要があり、すべての留学生は大学内の寮に住む権利が確保されている。授業登録は大学が始まる二か月前頃には始まる。大学に到着翌日にオリエンテーションがあり、持っているビザごとに集まる建物が異なるため注意が必要だった。
寮・食費などの支払いは何回かに分けて行うことが出来るが、高額なためカードの使用料制限がある場合は出国前にカード会社に連絡して引き揚げておいたほうが良かった。
②滞在許可書関係
記載なし
3.留学生活について
①大学関係
四つの中から選べる食堂、種類豊富なメニュー、多様な勉強スペースがあり、刺激を求めなければ大学内で生活が完結する。大学が始まって二週間ほどは様々なイベントがあり、野外ライブやゲームを楽しめるため様々な人と出会う機会に恵まれている。サークルやボランティア活動も盛ん。また、毎週末フラットと呼ばれる学生主催のパーティーが開かれる一方で、図書館や学習スペースには深夜まで学生がいるなど遊びにも学びにも全力なイメージ。大学内は禁酒禁煙。
②大学の所在する街(町)の様子
大学を中心に形成された学生の町なので、治安もよく日本とほぼ変わらないが、娯楽が不足する部分がある。夏は晴れる日が多いが、冬は曇りのことが多い。十一月ころからぐっと冷え込むが、雪が積もることはなかった。大学が始まると学生証を提示すれば無料でバスに乗ることができ、十分ほどでスーパーやレストランに行くことが出来る。三十分バスに乗ればNorthamptonというこじんまりした商店街に行くことができ、流行りものやお土産はここで買うことが出来た。
③授業についてⅠ(内容・課題・成績評価について、特別なサポート / 特に苦労したこと / 困ったこと等)
授業の内容は、主にテレビ・SNSや広告、ファッションやコメディなどの表現メディアが社会とどのように関係しているかに関するものだった。課題は中間考査にレポートやテストが課される授業がほとんどで、期末課題に試験を課す授業が50%、レポートや創作課題の提出を求める授業が50%だった。サポートはとくにはなかった。ある授業ではパソコンとスマホの使用が禁じられており、手書きで教授の言ったことを書きとめるのに苦労した。
④授業についてⅡ(最も興味深かった授業 / 最も困難だった授業)
興味深い:Advertising as social communicationという授業では、広告のメソッドの発展とそれによる「弊害」を学ぶことができたので興味深かった。特に「広告は個人の欲望に訴えかけるものだから、災害や戦争、貧困と言った人々が力を合わせて解決するべき問題に対処することができない」という主張は、私の中の広告のイメージをがらりと変えた。
困難:Humor and comedy in societyでは、笑いの構成要素を細かく分析していく方法や知識を学んだが、課題図書があまりにも多く、その多くが難解であったため解読に時間がかかり難しいと感じた。また、同じ文化的教養を身に着けていないので参考文献のコメディの「笑い」を理解することに困難を感じた。
4.住居と食事について
①住居
大学内の住居は寮で、ルームシェアする人数は寮による。寮費も寮によって異なるが、プライベートバスルームがあり食堂に近い私の寮(Central area/Brett)では3,000ドルほどだった。
②食事
ダイニング料金を払えば学生証を提示するだけでビュッフェ形式で食事をすることができたため、ほとんどは寮の食堂で済ませていた
③インターネット環境
コンピュータを持参した。大学内にeduroamが飛んでおり、寮の中でもインターネットを使うことができた。しかし、回線は弱かった。
④住居に関するアドバイス
私の住んでいたCemtral areaのBrettという寮を勧めたいです。他の寮と異なり、ひとつの階に四つプライベートバスがあり、食堂が目の前にあり快適に過ごすことが出来るからです。他の寮ならNorthwestも食堂に近く理系の講義等に近いためお勧めです。その他(Southwest, Sylvan)はパーティー好きな人が多かったり、主要な建物から遠かったりして不便な場合が多いので、おすすめしません。
6.留学生活全般について
私はこの留学で、自分の好奇心に従い新しいことにチャレンジしてみることの重要性を学びました。留学先では、北海道大学では経験できなかった実践的な課題(ファッションデザインをする、一人漫才の台本を書く等)を経験することができ、自分の中の新しい興味関心や可能性を見つけることができました。マサチューセッツ大学は大学内に様々な施設があり、学生主催の展覧会やファーマ―ズマーケットなど、自分のやりたいことを形にしている学生がたくさんいます。クリエイティブなことに興味を持っている学生の方にぜひおすすめしたい大学です。また、図書館は夜十時まで、IsenBergと呼ばれるビジネス専攻の講義等は24時間人がいるため、集中して課題に取り組みたいときに利用できる環境が整えられていると感じます。留学中なので、英語力を高めようと日本や日本語から距離をおこうとする人もいるかもしれませんが、そのような方にこそ「日本語チューター」をすることをおすすめします。現地の日本語の教授が学期はじめにチューターを募集しており、週一回のラウンジを担当することで3単位がもらえる仕組みです。日本語の細かいニュアンスを英語で伝えようとしたり、逆に日本語にはない英語の表現を知ったりと、現地の学生と話すことを通して日本語の解像度と英語力の両方を高めることが出来ます。日本に興味のある学生と沢山出会うことが出来るので、友達を作りたい人におすすめです。私は留学中にスマホを紛失しましたが、携帯のキャリアに連絡して回線をとめ、銀行のカードをクローズして新しいものに作り直すことで不正利用を防ぎました。結局紛失したまま帰国しましたが紛失場所が大学や知人の家以外なら盗難を疑うことができ、大学内の警察(UMass police department)に調査書の発行をお願いすることもできるため、海外保険で紛失物が保証対象内になっている方はぜひ警察に行ってください。発熱もしましたが、Brettと呼ばれる寮の近くにヘルスセンターがあるため無料で診察を受けることが出来ました。大学内に必要な施設がすべて詰まっており、スマホや娯楽費がなくとも快適に生活できるのがこの大学の良いところです。パーティー文化や大麻などカルチャーショックも多少ありますが、現地の学生はみな親切で優しく、短い留学期間でもたのしく過ごすことが出来ました。留学を考えている方はぜひ、マサチューセッツ大学アマースト校を選択肢に入れてみてほしいです。