留学情報

留学体験談

交換留学(オハイオ州立大学)

オハイオ州立大学_Mさん

プログラム種別
交換留学
留学年
2023年
言語
英語
地域名
北アメリカ
行先国名
アメリカ
大学名
オハイオ州立大学
部局名
教育学部
課程
学士
新渡戸カレッジ
該当

オハイオ州立大学(アメリカ)2023年8月~2023年12月

【所要経費】往復航空券:約20万円、健康保険料(留学先):約30万円、食費:約3万/月、

娯楽費:約5万円/月(旅行をたくさんしたので)、住居費:訳10万~13万円/月、学習費:約1万円/月

1.渡航前の手続きについて

・ビザ(VISA)又は滞在許可書

VISAの種類:J-1

経費:6万円程度(申請/手続き/郵送を合わせて)

アメリカ領事館ホームページより、指示に従う形で記入フォーム提出、面接を実施。
申請から発行まで2ヶ月程度要するので、早めの準備が重要。

2.到着直後の手続きについて

①大学関係

・学生証の発行
・ビザの確認
・オリエンテーション(留学生用と入学手続きの2種類)
・交換留学生ミーティング

(注意点)

オリエンテーションが留学生全体と交換留学生向けの2種類存在し、両方とも出席が義務なので注意が必要。事前に大学メールアカウントをアクティベートして情報を漏れなく取得しよう。

②滞在許可書関係

取得していない。

3.留学生活について

①大学関係

記載なし

②大学の所在する街(町)の様子

大学が所在する都市(コロンバス)の治安は全米でも上位にランクインするほど良い。犯罪率の低さや、近年インテルなどIT企業からの巨額投資が行われるなど、街としても発展段階にあることが理由である。また街の利便性も非常に高く、大学キャンパス近くにスーパーなどが豊富に存在し、学生の街として大いに発展しているといえる

③授業についてⅠ(内容・課題・成績評価について、特別なサポート / 特に苦労したこと / 困ったこと等)

1.AU23 COMM 2110 Public Spkg(19072):3単位
a.内容
本コースの目的は、プレゼンテーションで自信をつけることである。クラスでは、プレゼンの準備、まとめ方、リハーサル、そしてクオリティの高いプレゼンの実践に焦点を当てて学習した。様々なビジュアルの組み込みや様々なプレゼン手法に関するコツやテクニックについての知識を得た。講義だけでなくアクティブなディスカッションやスピーチの批評、そして計4回のスピーチテストを実施した。

b.課題
i. Self Introduction Speech
ii. Informative Speech
iii. Marketing Speech
iv. Persuasive Speech

c.備考(苦労点等)
合計30名の規模のクラスの中で、私は唯一の非ネイティブスピーカーであった。授業のレベルも想定以上に高く、現地学生のインタビュー対策やキャリアに活かすための実践的な内容であった。そのため、当初は自身の英語力の観点から不安視されたが、クラスアワーでの教員からのサポートやクラス内に留学生サポーターの学生がいたことで、問題なくサポートを受け、学習するこができた。

2.AU23 ESEPSY 2060 Acad Succ Interntl(15039):2単位
a.内容
本コースでは、オハイオ州立大学で成功するために活用できる戦略とモチベーションを構築することを目的に講義を受講した。主なトピックは、自己調整、アクティブラーニング、勉強法、リソースの活用、計画立て、目標設定、そして時間管理である。アメリカの教室での期待値や、なぜアメリカの学術文化では特定のスキル(例:教員とのコミュニケーション、知的な冒険、時間管理、アクティブラーニング)が重視されているのかについて理解を深めた。また、成功の基盤となる回復力のあるマインドセットを養い、学術的な目標達成をサポートする技術を実践する機会が複数提供された。

b.課題
毎週、講義の予習復習課題、ディスカッションの準備、ミニプレゼンの準備が課された。

c.備考(苦労点等)
留学生向けの講義であり、今学期の交換留学生と正規留学生の多くの学生が参加していた。授業レベルは程よく、同じ境遇の学生と共に、米国内の講義スタイルに順応する上で非常に役立つ講義内容であった。

3.AU23 KNSFHP 1104 Stress Management (14855): 3単位
a.内容
本コースの目的は、学生が日常生活で発生するストレスを識別し、理解し、予防し、対処する手助けをすることである。このコースは講義パートと実習パートの2部構成であった。講義の部分では、ストレスとストレス管理の認知的アプローチに焦点を当てて学習した。実習の部分では、学生がヨガの基本原則を体験し、その身体的、心理的、精神的な次元でのストレス軽減における役割を理解した。

b.課題
講義パートにおいて、毎週の講義後に授業内容に関する確認と課題が課された。

c.備考(苦労点等)
学生のストレスマネジメントに関する講義として、アメリカでの新生活でのストレスについて見つめ直し、有意義な生活を受ける上で非常に役立つ内容であった。また、私自身の専門である運藤生理学に関する講義も多く、神経システムや体内のホルモン調整機能など自身の専門に通ずる新たな知識を得ることができた。

4.AU23 KNSFHP 1137 Sport for Spectatr(13468):2単位
a.内容
このコースでは、アメリカの観客スポーツの役割と影響が学生に紹介され、フットボール、バスケットボール、野球、アイスホッケー、ゴルフ、テニスなどが取り上げられた。学生はスポーツを娯楽や社会的イベントとして理解し、観客スポーツが北米社会に与える影響について基本的な社会心理学の概念を学んだ。同時に、各スポーツの歴史やルール、戦略に関する知識を得て、観客としての役割を支援するスキルを得た。最終的には、観客の態度や行動に影響を与える問題を特定する能力も向上し、実践的なスキルを磨くことができた。

b.課題
i. Trophy Kids  (レポート課題)
ii. Game Analysis (レポート課題)
iii. Unique Sports (プレゼン)

c.備考(苦労点等)
本講義も留学生としての参加者は私のみであり、米国流の積極的な教員と学生のやり取りに対してキャッチアップするのに非常に苦労した。本講義では授業中全員が自身の考えや意見をアウトプットする機会が必ず与えられ、当初は聞き取りさえ苦労したが、クラスアワーや留学生に寛容なクラスメイトのサポートもあり、最終的には授業中積極的に自ら発信できるようになった

5.AU23 KNSFHP 1147 Princ Fit and Well (13484):2単位
a.内容
本授業の目的は、学生に健康の原理原則や生理学的アプローチについて学ぶことである。個々に適したフィットネスプログラム、栄養プログラム、ストレス管理計画、および疾病予防計画を提供する活動を課題として実施した、

b.課題
毎回の講義内での課題と月に1度の確認テストが課された。

c.備考(苦労点等)
本講義は自身の専門である運藤生理学の知識を実践のスポーツ臨床や健康への対策の観点で発展させるよい機会となった。毎回の講義で確認課題や定期的な小テストを重ねることで、知識がよく身についた実感がある。

④授業についてⅡ(最も興味深かった授業 / 最も困難だった授業)

興味深い:AU23 COMM 2110 Public Spkg(19072)である。その理由として、4月からの社会人生活において不可欠なプレゼンスキル、ビジネススキルを英語と意欲の高い仲間と一緒に切磋琢磨しながら学習することができたからである。

困難:AU23 KNSFHP 1137 Sport for Spectatr(13468)である。留学生としての参加者は私のみであり、米国流の積極的な教員と学生のやり取りに対してキャッチアップするのに非常に苦労した。本講義では授業中全員が自身の考えや意見をアウトプットする機会が必ず与えられ、当初は聞き取りさえ苦労したが、クラスアワーや留学生に寛容なクラスメイトのサポートもあり、最終的には授業中積極的に自ら発信できるようになった。

4.住居と食事について

①住居

・住居の種類:シェアハウス

・ルームメイトあり

・通学時間/手段:15分/バス(自転車)

・家賃:月750ドル(11万円ほど)

②食事

基本的には自炊。平日は週に4日ほどアルバイト先でまかないが出たので、それを食べていた。

③インターネット環境

使えた。Wi-Fiのスピードも早く非常に快適だった。

④住居に関するアドバイス

自分の住んでいた住居を心からオススメしたい。ルームメイトにいつも気を遣い、優しい心を持つルームメイトの存在と彼の家族が非常に素晴らしいからである。(感謝祭期間に自宅に招待してくれたり、買い物を手伝ってくれるなど)

6.留学生活全般について

米国・オハイオ州立大学への1学期間の交換留学を通じて、①アカデミックと②自己成長の2点の観点から学んだことについて記述する。①については自身の専門である運動生理学について実践的な知識を得ることができた。具体的には講義において、ストレスマネジメントや健康への実践的な繋がりについて、座学のレクチャーのみならず実習や実践課題を通じて神経メカニズムや身体の恒常性機能について学びを深めることができた。また、講義のスタイルにおいてもただ教員の話を聞くのではなく、常に自分自身の意見や考えが求められる環境であったことが自身の学びを加速させた。特にアメリカの観客スポーツの役割と影響の講義については、米国内で盛んな競技(フットボール、テニス、ゴルフなど)が青少年育成の教育に対してどのように与えるか、社会学・心理学の観点からディスカッションする機会が毎時間設けられ、自身の考えを主体的に英語で発信・議論する力を身に付けることができた。②については、特にスピーチの講義において、将来の職業に通ずる学びを得ることができた。具体的には、マーケティング(営業)場面での交渉スキル、商品の説明、さらにはプレゼンスキルに至るまで、ビジネスマンとしての基礎知識を実際の場面を想定しながら学習することができた。周囲の学生のレベルや学習意欲も高く、共通した将来像(グローバルに活躍するビジネスマン)と持つ学生との切磋琢磨を通じて自身の現在地を可視化することができたと想う。4月から社会人となる大学4年の後期に、社会人になる準備を国際色豊かな米国の環境で行えたことは、私にとって大きな自信となった。私が最も留学中懸念事項として感じたことは金銭面の負担の大きさである。米国では昨今のインフレや円安の影響もあり、物価が非常に高く日々の出費が非常に大きかった。さらに最も困ったことは学生健康保険料の費用の高さである。交換留学ということで授業料の負担は無いが、1学期あたり日本円でおよそ30万円の社会保険料の支払い義務が交換留学生に対しても課されたため、想定以上の出費に驚いた。他にも家賃も最安でも月に10万円は平均で超える相場のため、毎月の金銭的負担はかなり厳しいものであった。そこで、交換留学生ビザ(J1)で定められる上限(週20時間)の元、キャンパス内のカフェで週に4日程度のアルバイトに従事し、金銭面の不安を和らげる努力を行った。早朝から授業、アルバイト、課外活動と両立するのに非常に苦労したが、アルバイトでは多様な国籍・文化的背景を持つ仲間が多く業務に従事しており、「お金を稼ぐ」という当初の目的以上に、語学スキルの向上や異文化理解など多くの学びがあった。結果として日本と比較した時給水準の高さもあり、週に15時間~20時間を勤務すれば金銭的な制限なく生活する余裕が生まれ、休暇中は国内旅行を楽しむほどの貯蓄を作ることができた。また、アルバイト内の人間関係も良好で、最後の出勤日には門出を祝ってくれるほど、かけがえのない思い出と仲間ができた素晴らしい経験であった。

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