![]()
留学情報
留学体験談
交換留学(アムステルダム自由大学)
アムステルダム自由大学_Mさん
- プログラム種別
- 交換留学
- 留学年
- 2022年
- 言語
- 英語
- 地域名
- 欧州
- 行先国名
- オランダ
- 大学名
- アムステルダム自由大学
- 部局名
- 法学部
- 課程
- 学士
- 新渡戸カレッジ
- 該当
アムステルダム自由大学(オランダ)2022年8月~2023年2月
【所要経費】航空券17万円、自転車200€、保険(日本)5万円、衣類200€、住宅小物50€、滞在許可275€、家賃378€/月、保険(オランダ)50€/月、通信費10€/月、食費・雑費300€/月、娯楽費50€/月
1.渡航前の手続きについて
・ビザ(VISA)又は滞在許可書
留学区分の滞在許可を取得した。渡航前にオンラインで必要書類を提出し,現地で入管に指紋登録・許可証受取で出頭した。要した費用は275ユーロ。なお航空会社係員が滞在許可の仕組みを理解しておらず出発時にビザの提示を求められ,困った。
2.到着直後の手続きについて
①大学関係
到着直後はオリエンテーションウィークになっており,事務手続きから大学案内,交流イベントまで広くプログラムされていた。特に手続き関係は大学関係から住民登録まで,特定の日に1つの会場で完結するようになっており,とても便利だった。
②滞在許可書関係
現地で滞在許可証を取得した。申請は渡航前に大学のオンラインシステムを通じて行うことができた。最終的な申請先はIND(入管)。渡航後は指紋登録及び許可証の受け取りで2回INDのオフィスに出頭した。かかった費用は申請時にオンライン決済で275ユーロ。入管が混雑しており,受け取りの予約がなかなか取れなかった。最終的に取得したのは渡航の3週間後。
③その他
到着後の手続きで書類を印刷したものが必要になる場合があるが,渡航直後にプリンターを探すのはストレスなので,事前に必要なものを調べて,日本でそろえてから渡航するのが良い。
3.留学生活について
①大学関係
アムステルダム郊外の新開発地区にあり,比較的落ち着いた立地で,都市型のモダンでコンパクトなキャンパス。留学生の割合が多く,学生のバックグラウンドが多様。また学部レベルからすべての授業が英語で開講されている。
②大学の所在する街(町)の様子
治安は体感としてはとてもよく,路上犯罪も見られない。ただし,ソフトドラッグが合法で,薬物使用者やドラッグショップを街中で多く見かけるので注意が必要。大学の立地するアムステルダム南部~アムステルフェーン一帯は,日本人の集住地域にもなっており,日本食スーパーはじめ日本人の経営するお店,コミュニティが多い。周辺はトラム及び自転車道が発達し,オランダ鉄道の駅もある。スーパーは多数,大型ショッピングモールが2軒。英語は老若男女問わずどこでも通じる。
③大学が提供するサービスについて
自分は利用しなかったが,Wellbeingに関するサポートやイベントが厚いと感じた。また,オリエンテーションウィークでは,カルチャーやスポーツのワークショップ,スカベンジャーハントなど非常に多くのイベントが開催され,留学生同士の知り合いを増やすことができた。留学生とオランダ人学生の交流イベントを定期的に開催するバディープログラムに参加していたが,徐々に参加人数が減っていって自然消滅してしまった。
4.住居と食事について
①住居
University Housingという名称で,大学を通して申し込む寮に近い運営形態だった(Uilenstedeキャンパス内に立地しているが,運営会社は別)。キッチン・リビング・バス・トイレを12人のフラットで共用する最安の建物を選択し,1月あたり通信光熱費込で377,96ユーロ。大学までは,自転車あるいはトラムで10分ほど。
②食事
カフェテリアも含めて外食は高価なため,基本的に3食とも自炊。昼は自宅に戻るか,サンドイッチ等を持参した。
③インターネット環境
日本からノートパソコンおよびタブレットを持参した。住居内では,各部屋及び共用部にそれぞれWIFIが備え付けられており,回線はとても高速だった。
④住居に関するアドバイス
アムステルダムでは住宅不足が社会問題化しており,大学を通さず自力で探した場合,非常に高額な上(シェアハウスで月800ユーロから?)そもそも見つからない可能性が高い。Uilenstedeキャンパス内の住居であれば,相場の半額程度で借りられるため,こちらを利用することを強くお勧めする。なお,人気があるため申し込み開始直後に埋まる可能性あり。
5.留学生活全般について
私は,今回の留学を通して,自分の今の実力がいかに世界で通用しないかということを思い知らされた。言語面においては,申請に必要な英語スコアを取得し,事前に日本で英語の授業をいくつも受たり,留学生と交流をしていたにもかかわらず,授業ではまともにディスカッションについていくことができず,日常生活においても,友人同士の会話ですらついていくのが難しい場面がたくさんあった。学術面においても,周りの学生のレベルが非常に高く,自身の法学の知識,思考力がいかに不足しているかを痛感させられた。同時に,帰国後さらに自分のスキルを磨いて,もう一度世界に挑戦したいというモチベーションにつながった。自分の弱さに向き合う,最高の機会であったと感じている。生活面においては,例えばクレジットカードや現金が使えないお店が多いなど,日本との差異を感じる場面は確かにあったが,事前にしっかりリサーチをしていたおかげで,困ることなく対応することができた。加えて,オランダは移民国家であることも影響してか,物事をはっきり伝える文化である。そのため,暗黙の了解のようなものが少なく,文化・習慣面で困ることは少なかった。また,日本を,家族や友人のもとを長期間離れることへの不安や,食文化の違いへの不安もあったが,オンラインツールを使ってやりとりしたり,自炊をしていたりしたおかげで,ストレスを感じることはなかった。ただし,帰国後に体重を計ったら6kg痩せていたので,何かしら無意識に抱え込んでいた可能性は否定できない。オランダ,特にアムステルダム自由大学は,日本人・アジア人学生数が比較的少なく,非英語圏ながら非常に高い英語力をもつ欧米人に囲まれたハードな環境に身を置くことができる。とはいえ,他の日本の大学からは北大よりずっと多くの学生が交換留学に行っており,現地で出会った東京の学生に「北大ですか!珍しいですね!」と言われたこともあった。英語も勉強もとりわけ抜きんでていたわけではない私が半年間やりきることができたので,ぜひ他の北大生も,もっとたくさん留学に挑戦して,私と同じように打ちのめされてほしいと強く願っている。