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留学体験談

交換留学(ベルゲン大学)

ベルゲン大学_Yさん

プログラム種別
交換留学
留学年
2022年
言語
英語
地域名
欧州
行先国名
ノルウェー
大学名
ベルゲン大学
部局名
理学院
課程
修士
新渡戸カレッジ
非該当

ベルゲン大学(ノルウェー)2022年8月~2023年7月

【所要経費】約200万円(航空券25万円、保険10万円、家賃72万円、食費60万円、交通費6万円、娯楽費25万円、その他)

1.渡航前の手続きについて

・ビザ(VISA)又は滞在許可書

ビザは Student Permit。申請はノルウェー入国管理局であるUDI。6月上旬にネットで申請し、7月 1日に、必要書類を対面で提出する。提出場所は、東京のVFSという所だった。ここで、パスポートは北京の大使館に送られ、(コロナで東京休館のため)1カ月後に、VISAがおりた状態で自宅に郵送された。 8月4日のことだったので出発ギリギリであり、もっと早くやるべきだった。値段は5900Nok。

2.到着直後の手続きについて

①大学関係

住む場所は、SammenのFantoftにある学生寮で、受け付けで名前等を言うと、電子キーをもろうこと ができ、入居することができた。寮と大学の運営は別だったため、入寮後大学へ行き、 全体のオリエンテーションを受けた(指定日)。最初の週は、大学の先輩が、歓迎イベントを開催しており、大学周辺のことを知ることもできた。授業登録は大学のアイページ(MittUiB, Student web)から。

②滞在許可書関係

現地で滞在許可書を申請しましたか。その際の申請先・滞在許可書を取得するために要した日数及び経費,手続きについて簡単に説明してください。また,困ったことがあれば,併せて記載してください。

③その他

特にないが、クレカとネット接続は空港到着時から準備しておくとスムーズに移動できる。(特に、VISAかマスターカード、wiseのVisaカードだと最強)

3.留学生活について

①大学関係

ベルゲン大学には、一般に想像されるようなキャンパスはなく、町の南側一帯に、大学関係の施設が 複数建っている形だった。一方で、大学の建物としてのバー(お酒も飲める)や(日本でいう生協のような)Sammenが運営するジムや、広場があり、学生が憩う場は十分だった。ノルウェー西海岸にある大学なだけあって、大気・海洋分野は大変強く、建物も立派だった。また、SDGs関連の授業にも力を入れていたように感じた。

②大学の所在する街(町)の様子

治安は大変良好であり、人々も大変親切な人が多かった。町自体も、フィヨルド地形の際にあるため、自然に囲まれており、中心部もまとまりある整備がされていて、大変過ごしやすかった。ヨーロッパの古き良き建物を残しながらも、Bybanen(ライトレール)で利便性を向上させており、日々の通学は全くストレスがなかった。気候は、寒すぎない冬と暑くならない夏で、雨さえ降らなければ心地よい。(ただ雨はたくさん降る。) 注意点は、乾燥がひどいこと、極夜並みの日照時間、加えて一部でマリファナが出回っていること。

③大学が提供するサービスについて

大学のマイページとなるmitt UiB、履修関係や成績照会を行うstudent web。期末テスト等の提出先であるInspera(テストは大学で行わず、別の建物で、独自のシステムを使い行うので注意が必要)と、それぞれサービスが細分化されていたと思う。履修関係の不安は相談窓口が受け付けてくれる。直接ベルゲン大学とひもづいたサークルや部活は恐らくほとんどなく、代わりにベルゲンの全大学が参加できる学生団体があった。日常のことや体づくりは、Sammanが行ってくれていたと思う。

4.住居と食事について

①住居

寮。Sammenが運営する学生寮となっており、10コ弱の建物はそれぞれ、10階建て程の高さである巨大な施設だった。多くの留学生やノルウェー人学生が、この場所に住んでおり、寮が用意する夜のイベントや、建物の前の庭でのBBQ、バスケットボール等、設備は大変充実していた。家の種類は、キッチンのみシェアするタイプで、8人程度で同じキッチンを共用していた。目の前には都心へつながる Bybanen(ライトレール)の駅があり、20分弱で大学へ行くことができる。寮費は光熱費込みで6万円しないくらいであり、水道代は無料であった。特に文句のない最高の住環境だったと思う。

②食事

概ね自炊をしていた。家の前にスーパーがあり、そこで食材を買っていた。学校のカフェテリアでも 食事をすることがあり、ブッフェ形式で70nok程度。比較的おいしかった。町中のレストランは、特においしくもなく、量も少なく、200nokからと高額なので、使うことはほとんどなかった。スーパーの種類は複数あり、「kiwi」と「Rema1000」が最安。友人の多くは、左記のどちらかで食材を買い自炊していたと思う。また料理をするのが面倒くさい時は、家の前のスーパーの半額になった惣菜(25nok)を食べていて、これが最安だと思う。

③インターネット環境

i-fiは、寮、学校共にもちろんついており無料で利用できた。そのため、前期の間は、モバイルデータ通信の契約をしていなかったが、それでもなんとか過ごすことはできだ。ただ、交通や、洗濯等身の回りの多くのものがアプリ化されているので、契約をするにこしたことはない。家のネット(wi-fi)の速度は概ね早いもののたまにいきなり切れることがあり、不便だった。特にオンラインでの面接時にそれがなるのではないかとずっと心配していた。発生頻度は1ヵ月に1回程度だが。

④住居に関するアドバイス

大変すすめたい。ベルゲン大学に留学するにあたって様々な場所の寮が候補にありまた実際に友人の寮に行くことでそのほとんどを見たと思うが、Fantoftが最もおすすめできる場所だったと思う。 確かに、都心からは、距離があるが、設備が充実しており、多くの留学生も住んでいるので交流も盛んである。比較的新しくもあるので、ストレスもなく、楽しい留学生生活を送れると思う。

5.留学生活全般について

関わったもの全てに心の底から感謝することができる充実した留学生活を送れたと思います。留学前に立てた3つの目標である「研究」「多様性」「英語」のそれぞれも達成することができ、また、就職活動や人生にとって大事な気づきを得ることもできました。それらができたのも全てベルゲンでの環境が良かったからだと思います。大学の教授や、留学生の友達は、私のやりたいことを否定せず協力してくれました。休日は一緒にパーティーやハイキングでストレスの発散をしてくれました。そのような伸び伸びとして、他人や自然を思いやる心の深い環境だったからこそ、異国にも関わらず、数多くの挑戦を1年間のうちで行うことができたのでしょう。

ノルウェーで1年間を過ごし、なぜ挑戦できる環境が整っていたのか少し考えてみると、それは1人1人が高い倫理観を持っているからではないかと感じるようになりました。日本では未だに単語が一人歩きし社会や個人に浸透していないSDGsやLGBTQ+といった言葉も、ノルウェーでは街の至る所で実装や実戦がされていました。それは一重に、人々が他人や社会の新規性を否定せず、共に受け入れようという高い倫理観を持っているからだと考えます。知識量や経済の豊かさ以上に、他人の意見や個性を否定せずに議論して高めていくことが、多様な挑戦をするための環境に最も重要だと感じました。

プライベートの時間も大切にしていました。留学先で出会った友人とは積極的に顔を合わせ、パーティーや夏はハイキング、冬はスキーに行きました。高緯度にあるため、夏は夜になってもほとんど暗くならず、逆に冬はすぐに日が落ちるという変化も、日本での生活と比べてとても刺激的なものでした。フィヨルドも街のすぐそばにあり、街を少し出るだけで太古の氷河が作り出したワールドクラスの絶景を見ることができました。利便性も最高で、家の前から都心へつながる路面電車に乗ることができ、毎日の通学もストレスなく行うことができました。

1年間の留学は日々大変なこともありましたが、大抵のことは何とかなります。留学に対して大小不安は尽きないと思いますが、挑戦する勇気が大事でした。私も当初抱いていた挑戦を全て達成することができ、あっという間の1年間になりました。自分自身を大きく成長させることができましたし、その場所をベルゲン大学にしたことは大変良かったと思います。

 

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