留学情報

留学体験談

交換留学(ブリティッシュコロンビア大学)

ブリティッシュコロンビア大学_Sさん

プログラム種別
交換留学
留学年
2021年
言語
英語
地域名
北アメリカ
行先国名
カナダ
大学名
ブリティッシュコロンビア大学
部局名
文学部
課程
学士
新渡戸カレッジ
非該当

ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)2021年9月~2022年4月
【所要経費】約150万円(航空券25万円、食費・通信費等雑費5万円/月、寮費10万円/月)

1.渡航前の手続きについて

・ビザ(VISA)又は滞在許可書

ビザは、Study Permitと呼ばれる学生ビザを取得しました。5月中旬にインターネットで手続きを開始し、最終的に承認されたのは、7月26日でした。費用は、申請に150カナダドル、生体認証(バイオメトリクス)登録に85カナダドルかかりました。生体認証(バイオメトリクス)というのは、基本的には五指の指紋を登録することです。対応している施設が大阪と東京にしかなかったため、余計に航空券代がかかりました。

2.到着直後の手続きについて

①大学関係

大学到着後は、まず入寮手続きを行いました。私が住んだのは、Walter Gageという寮でした。寮のフロントで学生証やカードキー、新入寮生歓迎のリーフレット等を受け取り、簡単な説明を受けます。入寮は、所定の日付より後でなければできず、早く着きすぎてしまうと、ホテルで滞在するか寮のコモンスペースで待つことになります。洗濯機の使い方が最初は難しかったです。まず、寮の地下にある洗濯機スペースを見つけなければなりません。洗濯機の利用には、プリペイド式のカードを購入しなければなりませんでしたが、1階の隅に置いてあるため、発見が困難でした。私が住んでいた寮は、6人1ユニットで台所等を共有し、個別の部屋があるという形式だったので、顔合わせや自分達のルールを作るミーティングが行われました。オリエンテーションは、コロナ禍ということもあって簡単な動画が配信されました。また、キャンパス・ツアーが、対面で行われました。

②滞在許可書関係

Study Permitの手続きを説明したため、ここでの説明は省きます。他に特別な手続きは必要無かったと記憶しています

③その他

私の場合は、到着から2-3日であっという間に講義が始まりました。オリエンテーション等が想像以上にあっさりしていたと感じました。1年生ではないためでしょうか。例えば、講義を受けるに当たって必須の図書館の使い方は、全く説明されませんでした。講義が本格化するまでの1-2週間の内に、キャンパス内を自分で探検して、何がどこにあるかを把握しておく必要がありました。プリンターも学生証にお金をチャージして使うもので、専用のウェブサイトから印刷指示を出す必要があり、初めは少し難しかったと思います。

3.留学生活について

①大学関係

ブリティッシュコロンビア大学は、留学生も多く国際色豊かでした。人文系の学問では、先住民研究やアジア研究等が盛んで、自然科学系では海に近い立地を生かした海洋研究も行われているようです。カナダのお国柄かもしれませんが、非常にリベラルな校風です。シラバスや学校行事の前には、必ず先住民の土地で学んでいることが宣言されます。交換留学では、人種差別の被害に遭うことも無いでしょう。また、比較的はしゃぐことが好きな大学であると言われているようです。例えば、キャンパス内で大音量の音楽イベントのようなものをしていることがありました。キャンパスは美しく、よく整備されており、安全です。スケートボードやキックボード、自転車、セグウェイ、電動カート等様々な乗り物で構内を移動する人が見られます。広大なキャンパスの中には、複数の飲食店や小さなスーパーマーケット等もあり、一つの小さな街を形成しています。近くには、ビーチがあり、息抜きに最適です。

②大学の所在する街(町)の様子

大学のあるバンクーバーについて述べます。治安は基本的に非常に良いと言われています。夕方から夜にかけてダウンタウンにお友達と映画を観に行ったときも身の危険は全く感じませんでした。ただし、チャイナタウンは麻薬取引が多く、治安もやや悪いと聞きます。加えて、大麻が合法であるため、留意する必要があります。気候は、札幌と東京の間くらいでしょうか。11月から2月頃は、雨季に当たり、雨が多く降ります。雪になることは基本的に少ないのですが、私が留学した年は記録的な大雪で、大学に電力を供給する2本の送電線の内、1本が切れてしまうということがありました。それでも、雪靴は必要無いと思います。ブリティッシュコロンビア大学は、買い物に便利なダウンタウンから微妙に離れており、やや不便です。バスで30分ほどかかります。キャンパス内にアジア食品店があり、非常に便利ですが、値段がやや高いため、普段の買い物には「Save On Foods」か「Simon’s No Frills」を利用します。これもバスに乗って行く必要があります。バスの利用ですが、学生は全員バス・電車乗り放題プランに強制的に加入させられるため、費用の心配はありません。

③大学が提供するサービスについて

大学では、無料のライティング・サポートやカウンセリングを提供しているとのことでした。私は、利用しなかったため、詳しくは分かりません。

4.住居と食事について

①住居

alter Gageという寮に滞在しました。寮費は、一月約1000カナダドルでした。大学構内にあり、講義が行われる建物によりますが、徒歩5分程度で通学が可能でした。6人1ユニットという形態で、各人には個室が割り振られます。台所や便所等は共同で利用し、自分達で掃除も行いました。掃除を絶対にしないユニットもあったと聞き、その辺りは自分達でルールを決めます。私たちは2週間に一度、皆で集合し、掃除をしていました。私たちは比較的仲が良く、皆でボードゲームをしたり、ご飯を食べたりすることがありましたが、挨拶程度の関係しかないユニットも多いと聞きました。

②食事

朝ごはんは、毎日ヨーグルトを食べ、昼前にお腹が空いた場合には、講義の間にシリアルバーを食べることが多かったです。昼ごはんは、毎日近くのコーヒー屋さんでサンドイッチを買って食べていました。夜ごはんは、自炊をし、ほぼ毎日焼いた鶏肉とお米を食べていました。昼のサンドイッチ以外の外食は、一月に一回か二回程度で、大学構内の中華料理屋さん等で食べることが多かったです。

③インターネット環境

留学先では持参したコンピュータを使用しました。図書館等で共有のコンピュータを使うことも可能なようです。私が滞在した寮では大学のインターネットを使うことができました。概ね高速で安定した回線でした。

④住居に関するアドバイス

私が住んでいた寮は、おすすめです。寮費も現地の住居としては、比較的安く、利便性もよく、友達もできる可能性があるからです。寮の近くで工事をしているということで、当初は心配していましたが、ブリティッシュコロンビア大学では、どこもかしこも工事をしているため、どうにもならないと思います。騒音の問題は、個人的にはありませんでした。

5.留学生活全般について

私はこの留学から言葉の大切さを学びました。特に、母語である日本語の大切さです。また、日本人として、西洋諸国に追従するだけでなく、自分で考えることの重要さも学びました。留学希望者へのアドバイスとして、種々の手続きは面倒ですが、よくよく説明を読んで間違えないよう丁寧に行うことを挙げます。そのためには、何事も早めに取り掛かることが必要です。また、留学先の「物」は、信頼しない方がよいと思います。私の場合は、寮の洗濯機で使うプリペイド式のカードが2回使えなくなったことがありました。その上、カードを新しく発行する機械も同時に故障するということがありました。そのため、寮のフロントの人に相談し、別の寮に連絡してもらった上で、そこで新しくプリペイドカードを発行しました。このように、問題が起こった際には、他人に相談することで対処しなければなりません。そして、係の人は、全員が親切なわけではありません。一度門前払いされたとしても、別の人なら対処してくれるかもしれません。諦めずに頑張ってください。

検索結果一覧へ戻る