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留学情報
留学体験談
交換留学(清華大学)
清華大学_Sさん
- プログラム種別
- 交換留学
- 留学年
- 2019年
- 言語
- 英語/中国語
- 地域名
- アジア
- 行先国名
- 中国
- 大学名
- 清華大学
- 部局名
- 工学部
- 課程
- 学士
- 新渡戸カレッジ
- 該当
清華大学(中国) 2019年9月~2020年1月 寮滞在
【所要経費】約723,100円(航空券・滞在費・海外保険・生活費等)
留学を通して清華大学の学生やその他各国の学生の勉学に対する意識の高さを痛感した。特に、清華大学の学生は大学内の寮に住んでいて、アルバイトもしていないため、生活の中心が勉強であり、何事にも真摯に取り組んでいる姿に関心した。さらに、中国全体でも人口が多いため競争が激しく、良い意味でも悪い意味でも学生にかかるプレッシャーが大きいと感じた。また、日本よりも勉強だけでなくスポーツにも積極的に取り組む学生が多かった。複数の運動系サークルを掛け持ちしている学生も多いほか、大学の体育の授業が必修で1学期内に走らなければならない距離が決まっているうえ、アプリで大学に管理されているなど、日本との様々な違いを見る事ができた。
このほか、中国、特に北京での生活を通して金融面でのサービスの発達を目にし、驚くことが多かった。中国ではオンライン決済が主流で、現金を使う機会はほとんどなかった。さらに、アプリを出さなくとも顔認証で支払いが済ませられる店もあり、ITの活用という面で中国の発展を目の当たりにした。
また、留学中は中国人の学生だけでなく、様々な国からの留学生と交流することができ、中国だけでなく他の国の文化や考え方などを勉強する機会になった。清華大学にはバディープログラムという制度があるものの、ペアによってはそこまで交流していないということもあったので、特に中国語の勉強がしたい学生や現地の学生と関わりたい留学生は積極的にサークルに加入したり、バディープログラムとは別に言語交換のパートナーを見つけるなどしたら良いと思う。中国語のレベルについては、私は留学前にHSK5級を取得していたが、授業などアカデミックな話についていくのは難しく、また中国は方言が多く普通語とは異なるため、日常生活でも聞き取れないことが多々あり苦労した。積極的に現地の人とコミュニケーションを取りたい方は、少なくともHSK5級、できればHSK6級の能力があると好ましいと感じた。ただし、募集要項にはHSK5級以上ないと中国語で行われる専門の授業は取れないと書かれていたが、実際に確認されることはなかったので、HSKは持っていなくても受講することはできる。さらに、聴講についても寛容に認めてくれる先生が多かったので、希望する場合は直接相談することを勧める。英語で行われる授業は基本的に留学生が対象の授業もあったが、実際には現地の中国人学生が対象で留学生は私一人、スライドは英語だが教授は中国語で話す、ということも多々あった。教授にあらかじめ相談しておくことで、なるべく英語でも話してくれたり、レポートや課題の英語での提出を認めてくれたりと、柔軟に対応してもらえた。問題が起こったときや何か困ったときは、同じ交換留学生で仲良くなった友達と助け合っていた。留学生同士立場が同じで、似た悩みを持ちやすいため助け合いやすかった。留学中は私だけでなく友達もお腹を壊すことが多かったので、正露丸が手放せなかった。そのほか特に薬に頼ることはなかった。食事に関しては、以前中国やタイに行った際に味の濃さに辟易し、薄味のものや日本の味が恋しくなった経験があったので、抹茶の粉やインスタント味噌汁、カップラーメン、日本のスナック菓子などを持って行った。得に抹茶パウダーや味噌汁は現地でできた外国人の友達にも好評で、いくつかあげたりした。
就職活動については、夏に出発する前にインターンシップに参加した。また、中国滞在中も帰国後に参加できるインターンシップをネットで探して応募していた。ちなみに、中国国外のウェブサイトを見るにはVPNが必須で、私が使っていたセカイVPNは、他の人が繋がらないと言っている時も全く問題なく使え、さらに繋がる速度も速くお勧めである。構内での交通に不可欠な自転車は留学直後に新品で購入したが、帰国する直前に壊れるなど品質があまり良くなかったので、中古品を買っても良かったと感じた。中国だけに限らないと思うが、留学では日本とは全く違う価値観や日本に暮らしているだけでは気づけない考えや物事に触れることができ、視野が広がる非常に良い機会だと思う。また、私は語学留学や国際インターンシップも経験しているが、交換留学はこれらとは全く異なり、現地の学生同様、恐らく国内にいる時よりも真剣に勉強をしなければならないため、ハードだと感じることもあった。一方で色々な気づきもあり、また同じように大変な経験をする中で培った友情などにも恵まれ、留学して良かったと感じる。それなので、交換留学にチャレンジしたいが躊躇しているという学生や、語学留学や国際インターンシップに参加したことがある学生がいれば是非応援したい。