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留学情報
留学体験談
短期語学研修(タルトゥー大学)
Cさん
- プログラム種別
- 短期語学研修
- 留学年
- 2019年
- 言語
- 英語
- 地域名
- 欧州
- 行先国名
- エストニア
- 大学名
- タルトゥー大学
- 部局名
- 総合理系
- 課程
- 学士
- 新渡戸カレッジ
- 非該当
1はじめに
まずこの研修に参加した理由から説明する。理由は二つあって、一つはもちろん英語を強化したいという思いがあったからである。もちろん座学で教科書を開いて勉強をすれば強化されるとも思うが、日本ではない環境で学ぶことに意義があるのではないのかと思ったので参加を決めた。二つ目は、自分が総合理系に所属しており学部が決まっていないからである。この一年間幸運にも(不幸にも)将来やりたいことを決めることができる。そうであるならば、この研修は新しい進路を見つけることのできる可能性があるのではないかと思ったからである。
2概要
このタルトゥ大学のプログラムに参加したのは、北大から4人、学習院から9人、東北学院から1人であった。1年生から4年生まで参加したが、自分たち1年は全部で3人だったので、上級生からとてもやさしくしていただいた。研修の前半はタリンで後半はタルトゥで生活し、タルトゥ大学の先生が英語を教えてくださった。タリンでは学習院の方々と3人で、タルトゥでは1人でホームステイをした。またオプションとしてフィンランドのヘルシンキとラトビアのリガを観光に行くツアーがあり、自分はヘルシンキのみ参加した。
3生活
①タリン
前半のタリンでは授業が2コマあって、そのあとは市内観光や国会議事堂など見学などをした。タリンは旧市街が世界遺産に登録されていることもあり、たくさんの観光客を目にした。ここはものすごく綺麗で、いかにも中世ヨーロッパというような街の雰囲気があったので、一度は行ってみるべきだと思う。とても1日では回り切れなかったので、ほぼ毎日行っていた。ちなみに周囲にはエストニア人か観光客でかなりアジア人を見た。
さてホームステイだが、周りに日本人がいたこととホストファミリーが英語をしゃべることができたので苦しむみたいなことはなかったし楽しかった。中にはホストマザーが英語を喋れなくてジェスチャーで会話していた人もいたらしいので、ホストファミリーには恵まれていた。毎日出してくださる料理はとてもおいしいし、休日や放課後いろいろな場所に連れて行ってもらった。その中でも、ある休日に連れて行ってもらったラヘマー国立公園はとてもきれいで静かで落ち着く場所だった。ちなみに家からタリンまでかなりあったので車で送ってもらっていたりバスで行ったりしていた。
②タルトゥ
ここで少し現地での授業の説明をすると、高校で習ったような文法事項、旅行や仕事に関する話題やプレゼンの仕方などを英語で学ぶのである。中には簡単なものもある一方で日本語ではわかっているが英語で説明するのが難しかった。
さて、タルトゥはタリンと違って学生の街で観光客はほぼいなく、賑やかさには欠けるが大学の建物や博物館がたくさんあった。またタルトゥでは英語の授業の後にタルトゥ大学の先生によるバルト三国それぞれの文化や歴史の授業があり、大変興味深かった。そのほかにもタルトゥ大での日本語の初級のクラスを見学することもできて、その日は最初の授業であったが、学生が日本語にかかわらず日本の文化を学びたいと言っていることは少しうれしく思った。
タルトゥでのホームステイはとにかく面白かった。1人でホームステイであったので不安はあったが、1人の分様々なことにトライできた。ホストブラザーが日本に留学したことがあり、少し日本語が話せたので初対面でも話しやすかった。ホストファミリーも英語を2人とも話すことができたので意思疎通はできた。ただ自分が言いたいことがあるときに英語が出てこなくても助けてくれる人がいなく、またホストファミリーがズバズバ質問をしてくる時もありかなり困った場面もあった。しかしこの経験がよかったと思う。
最終日に近づくにつれてホストファミリーとの質問もうまく返して逆に質問できるようになって、会話することも楽しくなっていった。ちなみにこの家庭では、ほぼ毎日ケーキを食べるという習慣があったらしく、毎日おいしいケーキを食べられたことが幸せだった。こちらも家から学校はかなり離れていたが毎日自転車で通学し、「なんちゃってタルトゥ大学生」みたいなものを味わった。
4まとめ
さてこの研修で何が身についたのか。もちろん英語力がついた、特にリスニングとスピーキングが上達したと言えると信じたいが、少なくとも英語を聞いて話すことへの苦手意識はなくなったと思うし、会話の中で何が言いたいのかはわかるようになった。これは座学で学べることではないと思う。確かに聞くだけで話せるようになる教材とやらが世の中には出回っているが、実体験を通じて学ぶことができたのはよかった。
特に2つ目での家での苦労を乗り越えた、しかも1人で乗り越えたということがとても自信になった。そして肝心な新しい進路の発見だが収穫があった。そもそもエストニア自体が電子国家であり、この研修中にその詳しい内容を聞く機会があったが、とても興味を持った。エストニアでは個人に関するデータはすべて紙媒体ではなく、インターネットで管理されるのである。このようにデータを用いた社会の動かし方などに携わることも面白いと思った。
話は変わるが自分はこういう体験を、総理・総文のうちに、もちろん学部生もしておくのはとてもいいことだと思う。なんとなく成績で学部を決めて、なんとなく勉強するよりはこの研修に関わらず様々なことに挑戦して情報を得て自分のやりたいことを見つけることが大事ではないかと思うからである。ある日、ホストファミリーになぜ日本人を受け入れたのかと聞いてみた。すると新しいことを知りたいし、それを友人とか家族とかに伝えられるからと言われて、自分よりも2~3倍年の離れた大人がまだ何かを探求していることに驚いたし自分もそうでないといけないなと思った。だから進路が決まっていなくて不安しかない自分だが、情報を得て将来を考えられるこの時期に様々なことに挑戦して情報を得たほうがいいと思った。ともかく研修云々に関わらずエストニアはとてもいい国なので訪れてみることをおススメする。
5研修へ行く方へ
ここではこれから行く方にちょっとアドバイス。
正直Wi-FiはあちこちにあるのでポケットWi-Fiなどは必要ないと思う。
寒さ対策はしたほうがよいと思う。今年は暖かかったらしいが例年9月は寒いので。
自分に関わること、例えば大学・高校や趣味などが分かる写真やスライドを作っておくと話がしやすいしいろいろ盛り上がる。実際日本とエストニアの学校の試験制度などを話した。
ヘルシンキやリガのツアーは参加してみるべき。エストニアと違っていてとても楽しかった。