留学プログラム
交換留学
交換留学とは
北海道大学が学費免除・単位互換の学生交換の協定を結んだ交流協定校へ選抜派遣される留学です。北海道大学は、海外のおよそ50の国と地域、約250の大学等と学生交流協定を結んでいます。
- 対象
- 北海道大学に所属する正規学生(留学生を含む。ただし、国費留学生は除く。休学中の派遣は不可)
- 取得単位
- 所属部局の判断により認定される
- 研修時期
- 協定大学の学年暦に合わせて開始し、1学期(3~4ヶ月)~1年未満
- 研修先
- 大学間交流協定を結んでいる協定校
- 学内選考基準
- 協定大学の要件(語学スコア等)を満たしていることに加え、履修計画、志望動機・目的、大学の成績、指導教員の推薦書等の結果を総合して行う
※協定大学の要件を満たしていない場合は、選考対象外
- ポイント
-
・「授業料不徴収」の取り決めがあり、北海道大学に授業料を納めれば、留学先の大学へ授業料を支払う必要がない(ただし、協定校によっては、施設利用料やサービス料等の費用が必要な場合がある)
・留学先の大学で専門科目を履修することができ、取得した単位が所属部局の判断により認定される
・交換留学のための奨学金が複数ある
交換留学の種類
交換留学協定大学は「大学間協定大学」と「部局間協定大学」の2種類に分かれています。
▪︎大学間協定大学
- 留学できる大学一覧
- 協定校・応募情報一覧
- 対象学生
- 北海道大学に所属する正規学生(留学生を含む。ただし、国費留学生は除く。休学中の派遣は不可)
- 単位
- 所属部局が認める範囲内で認定可能
- 問合せ先
- 学務部国際交流課
※ただし、履修科目の選定や単位の認定に関しては所属部局の教務担当窓口にお問い合わせください。
▪︎部局間協定大学
- 留学できる大学一覧
- 所属部局にお問い合わせください。
- 対象学生
- 協定を締結している学部・大学院の学生
- 単位
- 所属部局が認める範囲内で認定可能
- 問合せ先
- 所属部局の教務担当窓口
大学間交流協定校情報
交換留学の奨学金
交換留学のための学内及び学外の奨学金については、各学部等からの案内(ELMS等)などで、内容をよく確認してください。
交換留学の申請前に知っておいてほしいこと
- ☑︎単位取得・危険行動禁止(車の運転等)・報告(宿泊旅行、履修科目、連絡先)・留学報告書の提出等の義務が伴います。
- ☑︎交換留学では単位取得が最優先で、休暇旅行時も北大に連絡する義務があります。旅行の優先順位が高いようであれば、休暇・休学中に自由に旅行しましょう。
- ☑︎交換留学は、北大正課と交換可能な専門科目を学ぶことが目的です。語学上達を最優先にする目的であれば、私費での語学研修を選択するのが良いでしょう。なお、卒業単位が足りていても、北大在籍者と同等の専門科目単位取得と本学の単位への認定手続きが必須です。
- ☑︎「自分がやりたいこと」が固まっていないと、長期留学中に目的や方向性を見失ってしまいます。まだ定まっていない人は、短期留学プログラムへ参加したり、交換留学を半年後に延期したりしても良いでしょう。
令和7(2025)年度出発の場合のスケジュール(予定)
※1.R7(2025)年4~6月に学期が開始する大学に申請する場合は、交換留学申請期限がR6(2024)年8月下旬になり、それ以降のスケジュールが全て前倒しになります。また、交換留学のための奨学金の申請ができない場合があります。
※2.派遣枠に空きがあり、かつ申請期限が10月以降の大学については、2024年6~7月に追加募集を行う可能性がありますが、希望の大学に空きがあるとは限らないので、可能な限り8~11月に申請してください。
交換留学派遣実績
派遣実績は、「北大生のための留学ハンドブック」で公開しています。
学生の声
文学院1年(出発時)Yさん
- 留学先
- ストラスブール大学(フランス)
- 住居
- 大学寮
- 期間
- 2023年1月~2023年6月(6ヶ月)
- 費用
- 約140万円(往復航空運賃・住居費・食費・交通費・娯楽費・通信費・海外保険料)
留学前は、自分が10か月間も海外で暮らすというのは全く想像できなかった。留学を決めてからもかなり緊張や不安があり、悩むこともあった。しかし、留学後の今は自分の考え方も大きく変わったように感じ、留学して本当によかったと思っている。 外国人として、社会の中のマイノリティとして生活したのも自分は初めてだったので、貴重な経験になった。留学先でのどんな経験も今後の自分の支えになると思うので、もし私のように不安に思っている人でも、ぜひ留学してみてほしいと思う。
理学部3年(出発時)Sさん
- 留学先
- アールト大学(フィンランド)
- 住居
- アパート(3人でルームシェア)
- 期間
- 2023年1月~2023年6月(6ヶ月)
- 費用
- 約135万円(往復航空運賃・住居費・食費・交通費・娯楽費・海外保険料)※渡航時の為替レートで換算
留学前までは海外で働いたり生活したりすることは単なる憧れでしかなかったが、実際に半年間海外で生活してみて、将来どこで働きたいか、生活したいかということが自分の中で整理がついた。もちろん大学で学問的に新しいことを学ぶことも留学において大切だが、自分の生活やキャリアにおいて、大学生の間に大切なものをブラッシュアップできたということも留学してよかったと思う理由の1つだ。